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カテゴリ:つぶやき
戸籍謄本をとる必要があって、市役所へ。
毎回、思うことだが、 養父母、実の父母、 なんだか妙な空気が私を包む。 私の知らない時間が、この戸籍謄本と言う紙切れ1枚に凝縮されている。 母は、どんな思いでいたんだろう?まさか、私が一生知らないままで生きるとでも思っていたのだろうか? そんなにナめられても困る。 今なら、母より色んな社会を知っている私がいる。 母は叔母たちに「娘から電話なんて一度も無い。恩を仇で返すような人間になったのは結婚してからだ」と言って憚らないらしく、叔母たちは呆れてしまい、私に同情的だ。 母の愚かな考え方も、そんな可哀想な人だと割り切ってしまえば、なんでもないことに思える。気持ちの切り替えは実のところ本当に大切なことなのかもしれない。 これから先、何回かは戸籍謄本を見ることがあるだろう。 今以上にあっさりと妙な空気を漂わせることなく向き合えるように生きていけたらと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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