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カテゴリ:つぶやき
あれよあれよと言ってる間に新年も一ヶ月過ぎた。
明日はバイトで隣の市へ。 土曜日には「乳がん検診」を受ける。 スケジュールが入っていることに煩わしさはあるが、自分の存在を認められているよな気にもなるから不思議だ。 バレンタインデーもやってくる。 東京で一人暮らしをしている妹に地元の産直市で買った野菜やかんきつ類を送ったら今日届いたと嬉しそうだった。 「デコポンなんて東京で買ったら大変よ、高くて手が出ない」 「地元で取れたものだからそっちで買うよりは安いと思うわ」 「生姜も大きくてきれい。高知産って書いてあるね」 「生姜は高知のがいいと思うよ。安いし、大きいでしょう?そんなに高くないからね」 「里芋の名まえ『伊予美人』って言うの?楽しいね」 「美味しいから食べてみて。煮物もいいし、コロッケにしても美味しいから」 「大根に水菜にキャベツにレタス。あんなに沢山もらっちゃっていいのかなぁ」 「姉なんだから甘えてよね。出来るときに少し送らせてもらうだけのことよ」 「本当にありがとう。おかあさんには絶対にしてもらえないことよ」 「・・・そう」 妹がどれだけ母に虐げられてきたか3年前に初めて知ってから私は申し訳ない思いで何度も泣いた。 ちょっとしたことなのに、泣きそうな声で喜んでいる妹と話していると母への気持ちが苦しくなる。 おかあさん、あなたの娘たちは仲良くしています。あなたが一番望まなかったことだろうけれど・・・。 姉と妹がお互いを憎みあうように画策するなんて、そんな卑怯なことをして誰が喜ぶのでしょう? 母が帯状疱疹で入院したことを叔母から聞いたのは退院してみんなに「冷たい娘たちは何もしてくれなかった」と吹聴しほとぼりが冷めた先日のことだった。 可哀相な人である。つくづく母が気の毒でならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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