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カテゴリ:つぶやき
「スーパーに行ったらお米がないの。電池もないの。充電器もないわ、ラジオが聞けない。」
そうだろうと思う。計画停電なのだ。 こんなこともあろうかと在庫の電池を何とか確保して叔母や従姉妹、そして妹に送る準備をした。 だが、宅急便は「荷物の受け入れはいたしますが、到着に日にちがかかることを了承いただけますか」と言う。 日持ちのするもの以外はお受けできないということらしい。 お店で準備をしていると舅が来た。 「途中で盗られらいや(盗られてしまうぞ)みんな欲しがってる物ばかりを送るんやから」 《なんなんだ?このじじい》(私の心の中の声です) 「ちゃんと金はもらえるんか?電池を送るみたいやが」 「はい、請求書も入れさせていただきました」 「救援物資じゃないからな。うちは商売しているんやからな」 「立替払いをさせていただきましたからお店は損をしておりません」 「あんたも関東の方に親戚が多くて金のいることが多くなったなぁ、はっはっは」 「群馬のお姉さんには連絡が取れていますから安心してくださいね」 「群馬がどしたんぞ、津波やか来てなかろうが」 「地震はあったんですよ、連絡が取れてないんですよ」 「地震やか津波に比べたらなんてことなかろが」 「はぁ?地震がきたから津波が起こったんでしょう?それもお分かりにならないんですか?」 「何をえらそうにいよんぞ」 「もう結構です、子どもの所在を確認できなくて親だとはいえません」 舅と顔を合わすのが苦痛だ。 とにかく関東圏に発送ができた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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