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何気なく時計を見る癖がついた。
そして震災の起きた時刻、午後2時46分・・・緊張している自分がいる。 妹と電話が切れた午後3時15分・・・あんな思いは二度としたくない。 色んなことを考える。 阪神大震災は午前5時46分だった。息子が小さかったので川の字に寝ていた私たちは地下から「ゴォーッ」と言う音を聞いてから数分後に震度3の揺れを体験した。 大変なことが起こった、胸がざわざわすると言うのはあんなことなのだと今でも覚えている。 幼い頃から自然の偉大さに敬意を払っていた。どんなに背伸びしたって人間は自然の中で生かされているのだ。自然を牛耳ることなど到底出来やしない。 それを勘違いする人間がいるのも事実。 まぁ人それぞれと言うから仕方ないと言えばその一言で片付けられてしまうだろう。 原発事故の問題にしても然り。 自然の脅威を侮るなかれ。 事故後の処理が遅すぎる。 エライと言われる人たちは、自分が率先しては動かない。とにかく下のものにやらせる。 現場で働く人たちがいてこその企業であり、社会をこれまた履き違えているようだ。 東電の社長、出て来い!などといいたいものだが、今まで軽んじてきたツケが一挙に回ってきたのだろうと察するに余りある。 自粛ムードが全国を駆け巡っている。 商売人は干上がっていく。災害時に儲かる人がいるのも事実。ただ、半端ない便乗値上げが横行する。 阪神大震災の時、焼き芋が1本800円で売っていた、次の場所では1本1500円になっていたと聞いた。 「要らなければ買わなきゃいい」と売り手も強気だったらしい。 情けないシーン。 今回の震災では未だそれは耳にしていない。 地域性の強い東北の方々の暖かく強い性質が日本人の眠っていた魂を目覚めさせた。 「助け合おう、繋がろう、日本」 私に出来ることを少しずつやる。 そんな思いが日本人ひとりひとりに芽生えれば強くなれる。上を向いて前を向いて諦めないでいられる。 きっと、きっと 優しい春が来る。 桜は日本の心。桜のように私たちは優しくて強い想いでひとつになれるはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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