こっこのブログ「はじめまして」

姑がボランティア団体に所属している関係で、毎年チャリティーコンサートの企画がある。

今回は「森山良子」さんだったので、是非とも行きたいと思っていた。


震災の前日の3月10日、埼玉でのコンサートを翌日に控えてリハーサルの最中だった森山氏。
当然のことながら当日のコンサートは中止。

それから約1ヶ月、コンサートも自粛していたようである。

今日が今年のコンサートの初日だと彼女のテンションは上がっていた。
その証拠に大体2時間が目安のコンサートが、2時間を30分以上も超過して歌い続け、おしゃべりも楽しく会場は惹きこまれ時間の経つのも忘れてしまっていた。


「さとうきび畑」の熱唱には涙がとまらなかった。

「涙そうそう」にも熱い気持ちに胸がいっぱいになった。

被災した方々を思いながら歌っているのかもしれない・・・自分も被災者のことを思っていたせいか、会場に集った人々の思いが涙になっていたようだ。


コミカルなおしゃべりにもどんどん惹かれていき、歌のうまさはさることながら癒される歌声に胸の重荷が少しずつ融けていった。


そうだ、この人は歌で人々を元気にしていくんだ。

私は？私は何で元気にしてあげられるのだろう？


そんなことを考えながら私もまた、元気を沢山わけていただいた。