|
カテゴリ:素敵な仲間
夕方、スタバの前で親友と待ち合わせ。34年も会ってなかったのに、一目で分かった。手を握って「懐かしいぃ~ねぇ」とお互いに言い合った。
6時からの会だったので30分前に会って確認しとこうね、などと笑っていたが直ぐにわかったことが嬉しかった。 「面影あるわぁ」「変わってないよぉ」「あれから34年ってこと?」「体型は言いっこなしね」 まぁ出るわ出るわ、会場のホテルに着くまで徒歩で5分ほどだったがお喋りは尽きることなく・・・到着。 ロビーではそれらしき女性たちが人だかりになっている。 ふと、聞き覚えのある声で当時のニックネームを呼ばれた気がした。 声のしたほうを見ると、会いたかったクラスメートたちだった。 胸の中が熱くなっていく。 「わぁ元気だった?」 「このとおり、元気よ」 「なつかしいねぇ」 「同窓会を企画してくれた幹事さんたちは何処?お礼言わなきゃ!」 そんなことを言いながら受付をする。 卒業アルバムの写真がシールになっていて旧姓のままの名札に貼り付けられていた。 ニックネームが書かれていて一目で分かるようになっていた。 高校生の頃に戻った私たちは、時間の経つのも忘れ盛り上がることになる。 当時の校長先生は90歳を越えられていたが、乾杯の音頭と挨拶では途中でお話を記憶の彼方に忘れてこられたようで暫し時が止まった。 それも私たちには楽しい時間だった。みんな笑顔だった。 担任だった先生も素敵に年を重ねられていた。姿勢が綺麗で厳しかった先生の声に、あの頃の緊張感がよみがえり私たちはみんな背筋を伸ばし思わず笑った。 二年間を寮生活で過ごした私は寮時代の同級生との再会も懐かしいものがあった。朝から晩まで暮らしを共にする寮での暮らしは家族いや姉妹のような関係だったのだ。 集合写真を撮る際はみんな笑顔だった。 二次会はギター演奏を当時の人気者だった先生が弾いてくださるとのことだった。 私は何人かの友人と別の二次会へ向かった。そこでは笑顔の裏の悲しい話や苦労など色んなことが聞けたのだった。 ホテルの部屋に帰り、懐かしい友との時間を振り返る。 幹事の方々のご苦労や打ち合わせで費やした時間を思うと頭が下がる。名簿を頼りに連絡をとってもなかなか所在がつかめない同級生も居たはずだ。 根気よく連絡を取ったり、友達の友達を通して所在確認をしてくださったことだろう。 感謝しても、し足りないほどである。 また次回も企画します!との強い言葉を心強く思いながら34年ぶりの同窓会が終わった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|