|
カテゴリ:ささやかな幸せ
妹とお喋り。電話で話した。
仕事に就いてから1週間が経った。休みが週に1日あり、その1日は洗濯や掃除でくたくたになったけれど、仕事が出来る喜びは何者にも代え難いと明るい声だった。 彼女の声を聞く私はとても幸せだと感じた。 休みの日も「明日は仕事がある」と思えるしあわせって想像できる?と聞かれた。 確かに彼女の幸せを私の考える幸せと同じものさしで測ってはいけないと思った。 何年も前にポエムにしたものだが、私はしあわせと言うものを指の間から零れ落ちていく砂のようだと言葉にした。 だからこそ、気づかないことを罪だと思っている。 今、この年齢になって、ほんの小さなこと、ささやかな幸せに気づける自分でいたいと心から思うようになった。 遅いかもしれないが、しあわせは其々に感じ方が違う。 妹の言葉を噛み締めながら電話を切った。 私は今、とても、しあわせだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|