About Life, Art, Interiours, Food, and more

私は1998年にイギリスの中部にある
Loughborough University of Art & Designという大学の
Sculpture（彫刻）コースを卒業しました。

1999年に帰国。
帰国時、妊娠7ヶ月でした。
帰国後ははじめての出産、子育て、
2005年には次男を出産しました。

その間は、イギリスにいた頃に集めたアンティーク雑貨を
骨董市やネットオークション、自宅販売等で売ったりと、
アート以外のお仕事をしていました。

そんな環境でアート活動、作品作りには気持ちも行動も向いていませんでした。

でも、Artistとしていたい、作品を作り続けたいという気持ちはずっとあり、
作っていない時は気持ちも焦り、
このまま何もしないで時間ばかり過ぎていく・・・。
と、何もできていない自分に不安さえ抱いていました。

主人は家具作家、まわりにもたくさんArtistや作家の人達がいて、
そんな人達の作品展にいくと、
見る喜びを通り抜け、
自分は何もしていない、という
悲しみだけが残りました。

妻として主人の仕事を手伝い、
息子2人の子育て。
アンティークの仕事はしていても、
生み出す喜びを味わえない寂しさは何も埋めることができませんでした。

そんな思いが募り、2年前、まだ下の子が2歳でしたが、
“作るしかない！”と、
チビを傍らに、夜な夜な創作活動を再開しました。

やはり、作りはじめると、全てが動き始めるんですよね。



あっという間に表参道のギャラリーで個展の話をいただき、
その勢いで同じく表参道のspiralでの公募展に入選。
本当に活動再開してよかった！と心の底から喜びました。

昔、西麻布のアンティーク屋さんで働いていたころ、
仕事帰りにspiralに寄っては、作品展を見たり、雑貨を見たりして、
こんな所で私も何かできたらな～、
なんて思っていました。
なので、夢がかなった喜びは本当に大きかったです。

私は小さい頃から妄想家で、色々想像をしながら
大きい夢や小さい夢をたくさん抱いていました。

そんな妄想の時間はとっても楽しいんですよね～。

今でも夢はたくさんあります。

思い続けたり、願い続けると、その思いの波動が宇宙に届き、
それが自分に帰ってくるんですって！

そうか！
だから私にもちゃんと帰ってきてくれてたんだ～！
他にもたくさんの小さい夢はかなっています。
やはり思い続けることは大事ですね。

妻だからって、母だからって、諦めなくていいんですよね。
少しぐらい、子供をほったらかしにしても、
夕飯が手抜きになっても、
畳んでいない洗濯物が山になっていても、
家族は文句言いません。
私が楽しんでいる限りは。

私は子供たちを仕事場に連れて行くし、
作った物を息子たちに見せて感想を聞いたり、
かなり巻き込みながらやっています。

でも、自分が楽しんでいると、その楽しい、
幸せな波動が家族にも伝わります。

別に、物を作ることでなくても、
お料理をしたり、お家の中を飾ったり、
お掃除したらきれいになった～、って気持ちよくなったり。
母が気分よくいれることって、大切なんですよね。

昨夏はヨガスタジオ、Lotus8でも作品を飾らせてもらい、
本当に大変なこともたくさんありましたが、
充実した1年でした。

空間を飾るアートのほかに、
持ち帰れるアートやカバンなども作って
Lotus8さんや青山のON SUNDAYSで販売しています。



4月からは次男も幼稚園に行き私の時間が増えます。
何をしようか、何ができるか、とってもわくわくしています。










青山のON SUNDAYS



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