カテゴリ:アンティーク
2度目に渡英した時、Nottinghamの大学生活が始まるまで、Londonに半年くらい住んでいました。
その時の住まいは、Basewaterというエリアで、アンティークマーケット街で有名なPortobello Roadまで歩いてすぐの所に住んでいました。 Portobelloのマーケットは、Portobello roadという数キロ続くまっすぐな道があり、 その道の両脇の建物の一階部分にずら~っとアンティークショップが並んでいます。 平日はほとんどのお店が閉まっているのですが、 土曜日になると、その通りは歩行者天国のようになり、それらのお店が早朝から開きます。 それぞれのお店の前にもテーブルを出して違う人たちが、たくさんの品を並べています。 更にテーブルの出店から1Mくらいの人が歩けるだけのスペースを置き、 またまたずら~っとテントのお店が並んでいます。 それが道の両脇にあるので、どう見ていこうか考えなければいけないのですが、 そのお店の多さや人の多さ、そして早く掘り出し物を見つけたい!と興奮状態で あちこち目移りし、考えていた通りには歩けません。 一緒に行った主人ともすぐに解散です。 1時間後ね!といい、さーっとそれぞれ思い思い歩きます。 自分の好きなお店や、行きつけのお店ができるまでは端から順番に見ていきますが、 慣れてきたら行きたいお店めがけて、早足で歩きます。 早足で歩いていても、ちゃんと目線は通り過ぎるストール(出店)の品物をチェックしています。 このエリアはPortobello roadの中でも観光客が多いエリアで品物も割りと高めの物が多いです。 なので、そんなに高い物は買えるわけでもないので、ここから少し先に、Portobello Greenというエリアによく行きました。 ここは、アンティークというよりも、ジャンクなどが多いのですが、ミッドセンチェリーなどの物から20's~70's位のもの、私が好きな感じの、買える物が多く見つかります。 ほかにファッション系、音楽系など色々なストールが出ていて、London子やヨーロッパの若い観光の子達が多い所でした。 ファッションは学校を卒業して、自分で作った服をここで売る、という子達が多く、かなりおしゃれな子達でにぎわっていたり、自作で作ったカセット(まだカセットが主流でしたっ!) を大音量でかけている人がいたり、と、音楽、ファッション、古い雑貨が好きな私達にとっては、とっても楽しい場所で、毎週土曜日に行っていました。 かっこいいClubやカフェなどもあり、夜も楽しい所でした。 これは90年代の話で、2005年に旅行で行った時は、90年代の頃より活気はありませんでした。 イギリスの経済がバブルにあり、そういうスタイルがかなり変わったようでした。 そんな大好きなPortobello Greenで私もストールを出し、 London子の仲間入りをすることができました。 これは、長いイギリス生活で、1,2位を争うくらいの(人生でもかなり上位)、 しあわせ~な出来事の一つです。 ここでストールに立ち、仕事をしたときに、初めてLondonの人達に同等に見られた、 というか、“外人”でなくなった気がしました。 いつもより人々が話しかけてくれ、受け入れてくれ、信頼してくれた、そんな感じでした。 本当に楽しかったです。 つづく・・・ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 22, 2009 02:00:10 AM
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