休日なので、今日は2回目の日記更新です。
今夜の献立は
・手巻き寿司（きゅうり、たくあん、ツナマヨ、卵、刺身少々）
・豆腐の澄まし汁
・りんご（サンつがる）

どこら辺に格差が潜んでいるかというと昨日職場であった出来事なのですが、
私がせこせこ仕事をしている斜め前の上司の電話の会話です。

「会場決まった？何？しゃぶしゃぶ？」
「”しゃぶしゃぶ”は駄目だよ～みんな食べるだけで精一杯じゃん？酒にも合わないよ。」
「焼肉？」
「あー、”やきやき”はＯＫ。1人4000円？」
「寂しい肉食っちゃ駄目だよ。いい肉食うなら6000円はいるでしょう。」
「あ、個室でね！！」

どうも、歓迎会か何かの打ち合わせ中なのですが、
16時過ぎ、空腹に耐えかね仕事をしている身としては、
そしてその会に参加しない身としては
さらに妊婦で食べつわり（お腹がすいて気持ち悪くなる）食欲異常状態な身としては
悔しいわけです。拷問なわけです。
世間では日経平均が8000円台になったにもかかわらず…
なんともブルジョワジー

対抗して”やきやき”をするには給料日前なので
主人も大好きな手巻き寿司を”まきまき”するに至りました。
今回の”まきまき”は一味違う。
巻くものこそ質素なものの酢飯はかの有名な
「寿司屋のおかみさん小話」に掲載されている「大将の酢飯」
以前参考にさせていただいて、ご飯のあまりの化け具合にびっくり。

今日はさらに、卵焼きも先ほどのブログよりフューチリングして
「寿司屋の卵（ギョク）」
これは、卵液の調合からを忠実に守り
焼く段階においては強気の強火。
それを焦がさないように神経を配り素早い菜箸裁きで焼き上げる
難易度の高い卵焼きなのです。
しかし、出来上がったのはふんわり上品な甘みのギョク！！。

刺身はスーパーで500円の特売盛り合わせパックですが、
主人と2人、「踊る大警察24時」を見ながら
手間と工夫を凝らした食材を”まきまき”する様は
なんとも満たされた晩餐だったのです。



今後、経済状態も不透明で、”やきやき”と”まきまき”の
差は開くかもしれません。
”まきまき”できる具が、たくあんだけになってしまうかもしれません。
そんな世の中に生まれてくるお腹の子を心配する気持ちもありますが、
”まきまき”にささやかな幸せを感じることのできる家庭は
格差社会とは別の次元で満たされるのではないかと
そんな風に感じたのであります。

その為にも、主人には頑張って仕事をしてもらい、
私も無事出産したら、子育てとゆくゆくは仕事に復帰できるよう
頑張る所存です。

優等生風な日記を書いてしまいましたが、
りんごがおいしい季節になりました。「1日に1個のリンゴは医者を遠ざける」
今はネットでも果物が手に入る。いい時代ですね。サンつがる美味しかったです。↓


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