乳がんと食事の関係
わたし宛に「乳がん検診のご案内」が来ました。わたしは今のところ、いくつもりはありません。乳がんになりにくい食事をしているので必要ないと考えるからです。 「乳がん検診の案内」に、乳がんになりやすい人についてこう書かれていました。「初潮が早かった人、高齢(30歳以上)で初産をした人、更年期が遅かった人、家系に乳がんになった人がいる人」でも、食事については何もかかれていませんでした。 わたしが最近読んだ本で、乳がんと食事の関係について書かれた本が2冊あります。1冊は「病気にならない生き方」。著者は30万例の胃腸を見てきた、胃腸内視鏡外科のお医者さんです。そしてもう一冊は「豊かさの栄養学2」。著者は著名な栄養学ジャーナリスト、料理研究家です。二人の人がそろって「お肉や動物性脂肪を食べていると乳ガンになりやすい」と書いています。引用しますので読んでみて下さい。「病気にならない生き方」(新谷弘実、サンマーク出版)p205「乳ガンになる人は、コーヒーが好きで、牛乳、チーズ、ヨーグルトといった乳製品をひんぱんにとり、肉食をしていることがわかりました。そして、このような食事をしている人の多くには、乳がんを発病していなくてもおっぱいの感触がゴリゴリとする「乳腺症」の症状が出ていることもわかりました。つまり、コーヒー、乳製品、肉食という組み合わせが乳腺症を招き、そのまま食生活を改善しないでいると、乳ガンを発病する可能性が高くなるということがわかったのです」「豊かさの栄養学2」(丸元淑生、丸元康生、新潮文庫)p117「乳ガンはとくに動物性脂肪の摂取量との関連が強い結腸ガンと同じように、世界各国の乳ガンの発生率も、国民の脂肪摂取量と密接な関連がある。1960年当時の日本は世界でも一番乳ガンが少ない国の一つだった。しかし、厚生省が1990年の6月にまとめた「第五次がん実態調査」によれば、女性人口10万人あたりの乳ガン年間発症者数は、10年前の調査時の13.3人から21.0人まで1.6倍近く増加している。平山雄予防ガン学研究所所長が40歳以上の健康な女性142,857人を1966年からフォローしている大規模な研究があるが、その10年目のデータによると、脂肪の中で乳ガンのリスクと最も強い関連が認められたのが豚肉の摂取量で、つぎが動物性脂肪の摂取量だった」 お肉や動物性脂肪のとりすぎは乳がんだけではなく、他の病気も引き起こします。なぜなら、お肉や動物性脂肪をたくさんとるような食事は高脂肪、低食物繊維食になりやすいからです。もっとお知りになりたい方は上の2冊を読むことをお勧めします。わたしは今食べている菜食玄米がこれほどよいものだと確認できて、うれしかったです。そして、この食事をしていれば乳ガンに非常になりにくいと確信しました。さらに続けていきたいと思います。