取り込むものは人それぞれ
私はほとんどテレビでニュースを見ていません。そして、活字でもニュースもあまり読んでいません。波長が合わないというか、気持ちを落ち込ませるような映像が多いので、ときめかないので避けています。当然、最新のニュースを語るお母さん方と話が合わない(笑)子どもの虐待、殺人などのセンセーショナルな事件のことを話されて、「○○あったじゃん?」って言われても、「ああそうだね~」ってあいづちを打つのみ。私が中学生の頃好きだった漫画に「ときめきトゥナイト」(池野恋 著)があります。ファンタジー、恋愛、ギャグ漫画です。その中のクライマックスの一つの部分を最近すごく思い出します。主人公の女性が大王までも命を落とすような圧倒的な悪のパワーを持つ冥王の前に無償の愛をもって立ちふさがり、死を恐れず愛を説きました。その主人公に投げつけられた冥王のパワーが無償の愛の護りによって川のように流れ去り、世界が守られた、ざっくり言えばそんな感じの部分です。神様の「今、愛ならどうするか?と常に自分に問いかけ、その通りにしなさい」という言葉を体現したような、そんな素敵な、感動的な場面です。イエス様をある意味彷彿させる部分で、私がとても好きな部分です。暗いニュースが私を避けていく感じ、私の中に入り込まない感じが似ている気がします。同じような環境にあっても、何を取り込むのかは人それぞれです。