ラクに生きよう♪

　
　一人旅で世界遺産めぐりが趣味になって、「仕事をしていない”今”しかできない!!」と
自分や周りに言い訳をしながらブラブラ旅をして…
６月に入ってすぐ、屋久島に３泊で母と行ってきました。
　膝を壊す前までは山登りが趣味だった母は、私が屋久島行きを決めると自分も行く！と言いだし
私も一人では山は不安だったので今回は一緒に行くことにして。
福岡空港から→屋久島空港まで、飛行機で行き素泊まり民宿に３泊。
初日から飛行機の遅延で３時間も待たされ、先行きが不安だったんですが
宿の人もとても良くしてくれ、お天気にも恵まれ白谷雲水峡と縄文杉を見に行くことが出来ました！！

　白谷雲水峡は、次の日の縄文杉に登る為の足慣らしで登るはずが…日頃の運動不足と
想像していたよりも険しい道のりに、バテバテで(・・;)母の方がすいすいと登って…
負けたくない一心で、私も太鼓岩まで泣きそうになりながら登りました（笑）
辻峠というところから太鼓岩までの最後の道のりで、心臓がバクバクで苦しくて
「もう止めよう…」と思ったときに
「今までの人生に比べたらこんなのまだまだキツイのうちにも入らないわ！！」
という思いが頭を駆け巡り、気持ちに伝わり力が湧いてきて…最後まで辿り着くことができて。
少し霧がかかってたけれど、登り終えた達成感と太鼓岩からの絶景が本当に感動でした（*^_^*）
　何千年も前からこの地に生きている色々な種類・形の木々、そして鳥や鹿などの
野生の動物に触れ自然に生かされていることを改めて実感することができました。

　次の日の縄文杉までの道のりも、決して楽なものではなくて…母の膝の具合も少し悪くなり
他の登山者よりもユックリユックリ歩いて行きトロッコ道と呼ばれる道を休憩をいれながら
３時間半で進み、さぁ今から林道に！！！
えぇぇぇぇぇぇぇ(＠_＠;)これは道なのか！？と思うような林道を例のごとく
心臓バクバクと闘いながらどうにかウィルソン株まで登り…
ハートもばっちりカメラに収めて「さぁ引き返そう。今日はもう縄文杉までは無理だ…」
そう母に言うと「せっかくここまできたからね！母さんは膝は大丈夫よ。」
そう言われ私もやけになって「じゃぁ行こうか！！」と登ることになり…
　登り始めてすぐに、森の景色が今までとガラッと変わったことに驚きました。
それから登っていくうちに、木々や苔や花からエネルギーを貰えるからか
どんどん力が湧いてきて…
今までの人生…辛かったことも苦しかったことも色々な心に留まっていた気持ちを
この森が浄化してくれた気がします。
どうにか辿り着くことが出来た縄文杉。他の杉に比べると圧巻の大きさでした！！

　最後の日は、レンタカーを借りて島を１周したのですがここでもハプニング(・・;)
西部林道を下ったところで、いきなりパンク…女２人だしどうすることも出来ずにいると…
通りかかった、キャンピングカーの運転手さんがさっと下りてきてスペアのタイヤを
あっという間に交換してくれて。
本当に本当に感謝してもしきれないくらいの親切な方でした。

　屋久島は本当に感動と気づきの連続の旅行になりました。
過食嘔吐の人生で一人苦しんでいると思っていたけれど、私は自然に生かされ
そして周りの人に支えられ助けられながら生きているんだ！！と痛感し
忘れていた”何事にも感謝”という気持ちを改めて気付かされました。