壊れはじめる。
命あるものには死を・・・
形あるものには破壊を・・・
僕ちゃんにはアイスクリームを・・・
さて・・・
私は会社の実験室にこもって仕事してます。
朝から夜中まで、実験室にこもってデータ取りしてるんです。
この実験室は建物の端っこにあるため、
決まった人しか出入りしないの。
だから毎日、同じ顔しか見ないんです。
しかも、仕事中は集中してるので、
会話も少なめ。
そんな環境のためか、
私の机の斜め後ろの人は、
ずっと独り言を言ってます。
いや、妖精との会話を楽しんでます。
『絶対この人、末期症状だよ。
ヤバイって、ヤバイって!!
この人に近づかないほうがいい!!』
そう思ってたの・・・
でもね、今日、気付いたら、
俺も妖精に話しかけてた。
『できた☆彡できた☆彡』
『終わったぁ~』
『あっ俺天才じゃん!』
etc・・・
どおりで誰も話しかけてこないわけだ・・・