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* 初夏のそら * もくもくした形は、もう、入道雲を想わせる。
先日、主人と2人、映画を観てきました。 私たちが選んだのは、 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』。 ひとことで言えば・・・とっても感動* 唯一残念だったのは、 単発ドラマや連続ドラマになったストーリーを、 どれだけの人が、映画館に足を運んで観るのかな?!ってこと。 それでも観て欲しい!!と想わせるくらいのパワーで、 素晴らしかったです**
ボク役のオダギリジョーさんは、今までの役のイメージとは別人。 ピッタリはまってて驚きました!! オトン役の小林薫さんは、 若い頃の破天荒なオトンから、初老のオトンまで演じきって・・・ そしてなんといっても、オカン役の樹木希林さん。 オカンの若い頃は、娘の内田也哉子さんが演じています。 やっぱ似てる!!
樹木希林さんのオカン、一見の価値ありです。 カワイイのっ♪ 見舞いに来てくれるオトンと、久しぶりに逢える。 髪型を気にする仕草や、薄いピンクの口紅は、まるで少女のようでした。 息子のたくさんの友達に、手料理を振舞う姿。 オトンとの馴れ初めを話す表情。 最後は亡くなってしまう話なのに、暗く悲しくないのは、 希林さん特有の、明るさ ・ ユーモア ・ 存在感があってこそ! 息子に仕送りをするため必死で働く姿には、凛とした無償の愛を感じたり。 こんなオカンになりたいなぁ・・・。 希林さんも、 様々な病魔と闘った方。 いろんな面で、オカンと生き様が重なって・・・でも、気負わずサラッと演じている。 ほんとうに、素晴らしかったです。
幼い頃、オカンと手を繋いで歩く、ボク。 年老いたオカンの手をとり、守るように横断歩道を渡る、ボク。 幼い頃、オトンにビクビクしてた、ボク。 オカンの闘病生活を支え、オトンにかわり喪主をつとめた、ボク。 月日の流れ、世代交代。 こうして命は繋がっていくんだなぁ。。。 亡くなったオカンの手紙のシーンでは、涙がポロポロこぼれました。 私だけじゃなく、周囲の老若男女、泣いているようでした。 そして。。。 あったかい歌にのせた、エンドロール。 曲は、福山雅治さんの『東京にもあったんだ』。 目を閉じて、心で聴きました。
家族の絆。 血の繋がりはなくても、解り合える人たちとの出逢い。
出演者のインタビューは勿論、写真集のように美しいフォト。 原作本のファンの、家族模様も。 こちらも感動です。。。
いろ~んな、大切なコト。 たくさんの想いを貰って、心も足取りも軽く、映画館をあとにしました。 ありがとう**
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