月に群雲　花に風～裏～

もうこれで３回目ですよ・・・「憑依」されたの。
（医学的に言えば「二重人格」ってところ？）

お酒を気持ちよく飲んでいると、途中からパタッと記憶が飛ぶんです。で、その間何をしているのかと言うと「別の人」になっているわけです。

最初に出てきたときは「～～なのじゃ」みたいな昔風のしゃべりの人でした。（なんでも母に「供養しろ」といってきたらしい）

２回目に出てきたときは、母（いつも一緒に飲んでるんだけど）が「何年前の方ですか？」と尋ねたらしく、その人は「８００年前じゃ」と答えたそうです。
母親は以前にも書きましたが、とある宗教に入っていまして（新興宗教じゃないですよ）こういった「魂」とか「ご先祖の霊」とかって信じているたちなんです。だから母はな～んにも動揺しないで話をしているらしいんです。

３回目は母が名前を聞いたらしいです。
そうしたらきちんと名乗ってくれたらしく、実家に代々伝わる「家系図の巻物」（戦国時代に一回、書き写したもののようなのですが）を持ってきて、色々とみていくうちに、その名前があったそうなのです！！（後で聞いて、自分でも驚きました。巻物自体、私には読めないところもあってきちんと見たことが無かったんです）

・・・次の日。

母親が一生懸命何か調べ物をしています・・・嫌な予感。
「ねぇ～、何しているの？」
母「この人の生きていた年代を調べているのよ」

巻物には昔の年号「元禄」とか「文政」とかそういった感じで書かれているので、辞書で何年前になるか調べているのでした。

そうした所・・・なんとやっぱり８００年前の人だったんです～。

これはもう信じるしかない。（本当は否定したいけれど）

母は「やっぱり仏様だったんだよ」とつぶやいている始末・・・。

私は私で「あぁ・・・とうとう人格が壊れていったんだわ」と思う始末。

今度の受診のとき、なんていって話せばいいんだろう？
「先生！わたしおかしくなっちゃいました～～～～（泣）」
って言うしかないんだろうな～（＾＾；

・・・と言う事で「お酒を飲むと人格が変わる」。
これは紛れもない事実なので、お酒控えています（ＴＴ）

本当はね、飲みたいの！でもまたこんな事になったらと思うと飲めないの。
（でも、しばらくしたら解禁になりそう・・・
　だって「我慢」なんて私の性格にはないし(笑））

とまぁ、不思議～な体験をしました。