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映画「最終兵器彼女」をレンタルして観ました。
つまらな過ぎて、5時間90円のレンタルにしてよかったと心から思ってしまった・・・・。 原作の漫画が色んな意味ですごすぎるので、とてもじゃないけど2時間の映画には収まらない し、役者の演技が、「最終兵器になっちゃって人を沢山殺して苦しむ」「そんな彼女を持ってもっと苦しむ」という風にはぜんぜん見えず。 それに二人が好きあっているようにはぜんぜん見えない。 それでいきなり「君は僕の全て」とか言われても・・・・・。 でも、戦闘シーンなどはリアルで、戦争は嫌だなと改めて思いました。 以下、原作漫画のネタバレありの突っ込みです。↓↓ ダメなところ~ 一番ダメだと思うのは、ちせのキャラが違うところ。もっとモタモタしてて、自信なさそうで、そんな子が兵器に・・・というのがいいのに、そういうエピソードがほとんどない。あれでは普通かそれ以上の子に見えちゃう。若い時の池脇千鶴あたりが適役かと。 ちせは「苦しめずに一瞬で殺す」ことで兵器としての自分と優しい自分との矛盾をどうにか抱えているのですが、その辺も全然。 だんだんと心が兵器に侵食されていって、「戦いたいぃぃぃぃ」みたいになっていくところとか、特殊な薬を飲まないと死んでしまう、その薬が切れて、もう人としての身体は死んでいるはずなのに、彼への気持ちだけで動いている所とか、是非とも入れて欲しいシーンが色々あったのに。。。 とにかく、「兵器である」ということに対する罪悪感とか、それでも、好きな人を守るためにはやるしかない、とかいう葛藤とか、戦争のある映画では必ず描かれることが、まったく描かれていない。(ように見える) いやだから、もっと優しそうな、虫も殺せなさそうなキャラでないとね・・・。 じゃあ恋愛映画なのかというと、これも何だか、二人が何でそこまで惹かれあうのか全然伝わってこないし・・・・。戦闘シーンなどは1回だけでもいいので、その辺押さえて欲しかった・・・。 ちせには、俺が守ってやらにゃあ的なフニャフニャしたところがいっぱいあるじゃないですか~ 脚本の人とか、監督さんはちゃんと漫画を読んだんですかね。 あ、あと、時代設定がウォークマンでカセットテープな時代なんだけど、これも意味不明でした。 それならもっと懐かしのアイテム(ガンダムやドラえもんが放映開始になった頃ですよー。ジュディオングの「魅せられて」とかヒットしたし・・・いや、何といってもジュリーやピンクレディー。ピンクレディーは戦争に巻き込まれたのかな・・・)を見せて欲しかった・・・・ いいところ~ ちせの翼や最終形態はきれいでした。(ってそれだけ・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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