翻訳の恐ろしさ(その1)
みなさんの中には、ダン上野Jr.にお世話になっている人がいるのではないでしょうか? 例の、スーパーエルマーのSIM外語研究所の所長です。 先日、創設者である彼のお父さんとお話しする機会を得ました。 その時の会話でたくさんの刺激を受けました。 今日は私が受けた刺激の一つをご紹介します。 みなさんは、「神」という単語から何を思い浮かべますか? 天照大神、天神様、氏神様、山の神様あるいはお釈迦様等様々でしょう。 そうなんです。 「神」という言葉から受ける意味合いは、人それぞれです。 八百万(やおよろず)の種類があることでしょう。 ところで、日本語の聖書には、「初めに神は天と地を創造された。」と書かれています。 主語が「神」と翻訳されているために、この文章の真の意味が通じません。 この文章はとても感動的です。 が、その真の感動が伝わらないことは、残念なことです。 翻訳の恐ろしさを私は感じました。(その2に続く)* * * 世論を二分、ダ・ビンチ・コード? Over the weekend, "The Da Vinci Code," a new film based on Dan Brown's best-selling novel, saw the second-biggest debut ever at the global box office, after "Star Wars: Episode III." According to Sony Pictures, "Da Vinci" earned some $224 million worldwide and set opening-weekend records in Italy and Spain. The film received mixed reviews, and its story, which suggests that Jesus Christ was married and had a child, has caused controversy.