隠れキリシタン
マリア観音像↑(如意輪観音堂、川口市)3つの厨子↑(如意輪観音堂、川口市)写真は、私が子供の頃の遊び場だった如意輪観音堂に秘密裏に納められていた観音像と十字架です。如意輪観音堂の中には、3つの厨子があり、左側の2つは金箔が施されています。一番右側の真黒な厨子は、「扉を開くと目がつぶれる」と言い伝えられていたものです。ものの本によると、昭和31年に川口市の職員が厨子を開けると、阿弥陀如来坐像があり、手のひらの上に十字架が載っていたとのことです。阿弥陀如来坐像の胎内には観音像が納まっていたそうです。観音像と言っても、イエスを抱いたマリア像です。このマリア観音像と十字架は、1623-24年の徳川家光による一連の大弾圧の中で夫と子供を処刑された芝村(現川口市芝)のお夏が持っていたもので、後の人がそれらを阿弥陀如来像の中に隠し、阿弥陀如来像を拝む形で、マリア像を拝んでいたとのことです。 【Bon appétit !】 Underground Christians created statues of the Virgin Mary disguised as the Buddhist deity Kannon (Goddess of Mercy). These images, called Maria Kannon, were made or altered to look like Kannon, but they were not worshipped as Kannon. Instead, the Christians venerated(崇拝する)these Buddhist statues by silently praying to Mother Mary. Many statues had a Christian icon hidden inside the body. During the dark years of anti-Christian persecution in Japan, these secretive methods helped the Christians to keep their faith hidden and alive.(http://www.onmarkproductions.com/html/maria-kannon.html)