アメリカの真意は何か?世界一多くのクラスター爆弾が落とされたラオス
アメリカがクラスター爆弾をウクライナに供与するという話がありますが、いよいよロシア―ウクライナ間の戦いの背景が見えてきました。なぜ、これほどまでして、アメリカはウクライナを守ろうとしているのか。正義感から行っているのではないということに、そろそろ気づいてもいいのではないでしょうか。 写真は、2009年6月9日、ビエンチャンにあるCOPE(The Cooperative Orthotic and Prosthetic Enterprise)ビジターセンタを訪問した時に撮ったものです。 ここでは、ラオスの不発弾について知ることができます。不発弾による被害の実態、ラオスに落とされたクラスター爆弾、義足のオブジェなどが展示されています。隣には、リハビリセンター、義足を作っている施設があります。 まだ8千万個のクラスター爆弾が地中に埋まっていると言われていますが、これまでに処理された不発弾はその0.5%にも満たない数に過ぎないと言われています。これからも、不発弾の爆発による人的被害が後を絶たない状況が続くことになります。 実は、ベトナム戦争時、戦争をしていないことになっていたラオスに、クラスター爆弾が本格的に使われました。 クラスター爆弾は1個の親爆弾が爆発すると中に収納されている子爆弾が広い範囲にばらまかれます。 しかも、不発弾となった子爆弾が今でもたくさんラオスに残っています。 不発弾による死亡事故は後を絶たず、未だに、年に何百人もの犠牲者が出ています。【Bon appétit !】 According to the Japanese Foreign Ministry, more than 20 million tons of bombs were dropped on Laos during intense air raids during the war. The explosives included some 270 million small cluster bombs. Laos is the most heavily bombed country per capita in the world, with an estimated 80 million UXO still scattered nationwide. Of the bombs dropped by the U.S. military, 30% remain undetonated, leading to casualties every year.(https://asia.nikkei.com/Economy/Laos-struggles-with-unexploded-bombs-50-years-after-Paris-Accords)