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人は教わらず、また学ばずして何一つとして考えられるものではない。
幼児のときは親から、学校では先生から、就職すれば先輩から、というように 教わり、学んでのちはじめて自分の考えが出るものである。 学ぶという心がけさえあれば、宇宙の万物はみな先生となる。 物いわぬ木石から秋の夜空に輝く星くずなどの自然現象、また先輩の厳しい叱 責、後輩の純粋なアドバイス、一つとして師ならざるものはない。 どんなことからも、どんな人からも、謙虚に、素直に学びたい。 学ぶ心が旺盛な人ほど、新しい考えをつくり出し、独創性を発揮する人である といっても過言ではない。 松下幸之助一日一話 PHP研究所編より お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.24 22:20:56
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