最初で最後の万馬券♪
それは1993年のこと。当時私は、主人の勤務地である札幌で新婚生活をスタートさせておりました。週末になると、競馬新聞を買い、JRAへ馬券を買いに行っていた主人。私はいつも車に乗って待っているだけだったのですが、ある日主人から問題を出されました。(競馬新聞を見せて)「この中から好きな馬の名前を3つ選んでみて」と。訳がわからないまま、3つの馬を選び、主人が3通りの組み合わせで馬券を買ってくれました。一口100円を10口ずつですから、3000円の投資です。そして、狸小路のテレビのあるお店で競馬中継を見ながら昼食をとることに…。私はあまり関心がないので、テレビよりも雑誌に見入っていたのですが、突然主人が、「当たったみたいぞ!」と言い、慌てて食事を済ませてまたJRAへ戻りました。主人と私、どちらの予想が当たったにせよ、配当金を受け取らなければいけませんから。JRAで確かな情報を求めると…当たったのはさっきの3つの組み合わせのうちのひとつでした。3000円のうちの1000円が、な、な、なんと!689700円 になってます!!『ビギナーズラック』ってやつですね♪主人は馬券を持って払い戻し機へ…。さすがにあまり当たった人がいないのか空いています。途中知らないおじさんに話しかけられています。「いくら買った?」と聞かれたそうです。 (あ~、もし2000円買っていたら約137万円、3000円なら200万円?? いまさら欲を出しても仕方がないのに、つい計算してしまう悲しいサガ。。。)払い戻し機から出てきた札束を、無造作にジーンズの後ろポケットに入れて戻ってくる主人。片方のお尻がポッコリしてます^^ それを羨ましい顔で眺めるおじさん達。異様な光景です。そのお金は、もともとは主人の物なので、主人の靴を2、3足買いました。50万円は私名義の公社債投信に。残りは家計費にあてたかな?「安田記念」 「ヤマニンゼファー」 「イクノディクタス」 これらは今でも忘れられないキーワードですね♪ご心配なく、ビギナーズラックにはまることもなく、予想屋さんはそれっきりですので。