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泣き寝入りしない 国際行政書士になるぞ!

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2009.09.11
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カテゴリ:社会一般

朝日新聞からの記事を転載します。

同文 学校創立110年(下)

2009年09月11日

写真

運動会で披露する龍舞の練習をする中学部の3年生=神戸市中央区の神戸中華同文学校、西畑志朗撮影

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学校の玄関に掲げられた創立110周年を祝う壁画=神戸市中央区の神戸中華同文学校、西畑志朗撮影

 神戸中華同文学校は1世紀を超えて神戸に根を張り、華僑や日本人の子の教育を担ってきた。卒業生は記録が残る分だけで約5500人。そのなかの5人に「同文時代」を回想してもらった。

 宝塚歌劇団で星組トップに上り詰め、その後俳優になった鳳蘭さん(63)は9年間通い、1962年に卒業した。神戸中華同文学校の指導方針について「厳しいのは確かですが、そのおかげで我慢が身につき、宝塚でも頑張れた。授業は暗記が多かったので舞台のせりふを覚えるのに役立っています」と振り返る。後輩たちに「中国人であること、同文学校を卒業していることに誇りと自信を持ってほしい」とエールを送る。

 84年に卒業した音楽家張智仁さん(40)=神戸市在住=も厳しい指導が印象に残っているという。「ふざけて先生に怒られ、廊下に立たされた。でも叱(しか)るべき時に叱ってくれ、愛情が感じられた」。在校時に吹奏楽を始め、今は国内では珍しい鍵盤ハーモニカのジャズミュージシャンだ。「同文学校で日本と中国の文化を体に取り入れたことが、国境のない音楽を求める今の自分に役立っている」

 「『愛のむち』もあり厳しかったが、中学部の生徒が小学部の子の面倒を見たり、目上の人に気配りしたりと、校内は家族的な雰囲気だった」と語るのは、72年卒業で南京町商店街振興組合理事長の曹英生さん(52)。同窓生とは年齢の違いも超えて今でも交流が続いている。南京町で豚まんの人気店を営む曹さんは「当時の担任に『よく切れる刀を持っておけ。そうしないと日本社会では勝てない』と言われたことを今でも忘れない」と思い出を語る。

 同文学校ではかつて、成績が悪いと落第させていた。日中の文化交流を進める東方文化芸術団の事務長李明暁さん(62)は「クラスの3分の2が落第したこともあった」と証言する。中国語の授業への傾注は今以上で、日本の国語は小学部4年まで全く授業がなかったという。

 当時は中国人であることが就職の際に不利になる時代だった。商業高校に進み、日本の大手飲料メーカーの神戸支店長まで務めた李さんは「同文学校で厳しく指導してもらったおかげで負けず嫌いになり、がんばれた」と話す。

 歌を通じて日中友好を進めている神戸市のNPO法人「国際音楽協会」。理事長の張文乃さん(68)は卒業後の62年から3年間、音楽教諭を務めた。亡き夫はその後、同文学校校長になった文啓東氏。「当時、音楽教師は自分1人だけ。それまで中国の歌は授業で教えておらず、教科書がないのでガリ版刷りで小学部3~6年生分を作りました」。神戸市で毎年開いている中国音楽コンクールは今年10回目を数えた。「同文学校で教えたことで中国の音楽に真剣に向き合うことができた。それが今に脈々とつながっています」

以上まで転載。

日本社会においては華僑・華人はまだまだマイノリティだが
逆にその特性を活かすことでメジャーになれることを
実感している。
中華同文学校卒業は誇りと自信につながり、
大きな精神的支柱であることに間違いない。






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最終更新日  2009.09.12 09:02:29
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