財団法人暴力団追放兵庫県民センター主催
「不当要求防止責任者」の定期講習に参加。
パレス神戸で行われおよそ50名ほどの参加者がいた。
冒頭に
暴追センターと警察、弁護士との連携により
地域から暴力団を排除するためにはどうすればいいかの
ビデオが30分ほど上映された。
なかなかの熱演ですっかり引き込まれてしまった。
不当要求に対する要領として
1.対応の最初から立証措置(相手を特定し、事実を証明する)に配意する
2.面談は自分サイドで行う
3.対応は複数でする
4.相手の話はよく聞き、趣旨と目的を明確にする
5.怯えず、慌てず、ゆっくり丁寧に応対する
6.相手の挑発に乗らない、相手を挑発しない
7.曖昧な応対(検討しますなど)しない
8.「一筆書け」には応じない
9、拒否意思は相手に明確に示す
10、常に警戒心を忘れずに、早めに警察に相談する
さらに契約書には暴力団排除条項を盛り込むよう勧めています。
なお、暴力団排除条項を規定する場合には、具体的には、契約の相手方に、
1.自らが反社会的勢力でないことについて表明及び保証させる、
2.契約締結後に反社会的勢力に所属しないことを誓約させる、
3.反社会的勢力に該当する場合を契約解除事由として規定する、
等の方法を複合的に用いることが有効とされています。
暴力に対し
「恐れず、勇気を持って毅然たる」態度で対応することを
最後に念押しされました。