(以下はChina Weekly News Letterから転記)
中国政府、外国人の一般労務での就業を厳しく制限
中国第11期全人代第24回会議は昨年12月26日、出国・入国管理法の草案を初めて審議した。同草案では、外国人が中国で働く場合は、規定に基づいて労働許可証および労働に対応した外国人滞在証明書を取得しなければならないと規定する。
公安部の楊煥寧副部長が同会議で行った説明によると、外国人の「三非問題」(違法入国、違法滞在、違法就労)は中国の経済・社会の発展が一定の段階に到達したことの副産物であり、この問題を解決するには外国人の滞在管理を強化する必要があるだけでなく、外国人の就労を規範化することも必要だという。
同草案はまず、外国人の中国国内における就労を規範化する。外国人を雇用する機関は、外国人の労働許可証と労働に対応した外国人滞在証明書をチェックしなければならない。
同草案の規定によると、労働許可証と労働に対応した外国人滞在証明書を取得していない外国人が、雇用機関に雇用されて、あるいはその他の機関に従事して労働報酬を得た場合、労働許可証に規定された範囲を超えて労働を行った場合、海外からの留学生が規定された雇用機関の範囲あるいは時間数を超えて労働を行った場合などは、いずれも違法な就労とみなされる。
同草案はさらに、「三非問題」を起こした外国人を本国に送還する措置を取ると規定する。
このため同草案は、「三非問題」を起こした疑いのある外国人を拘留して審査できると規定し、国籍や身分がはっきりしない外国人については、拘留審査の期限をその国籍や身分が明確になった日から起算すると定める。また「三非問題」を起こしたことが認められた外国人は強制送還ができると規定する。
以上転記終了。
中国も外国人に対する管理を強化するようですね。
併せて自国民の出入国の管理強化をお願いしたいところです。