神戸大学で中国司法研究会
神戸大学で「中国における司法改革の新しい動向」というテーマの研究会に出席した。講師は中国人民大学法学院教授。現在の中国司法の構造・位置づけは「権力(具体的には共産党)の下した任務を忠実に遂行する『道具』である」と解されている。法官が「党の指導」に服従せざるを得ない仕組み、裁判が行政的にならざるを得ない仕組みが構造的問題だと指摘されている。これに対し、2004年末に中央司法改革委員会から意見書が提出された。内容は党の指導に沿って、国情に符合しゆっくりと前進。う~ん、これでは当分期待する改革は無理かも?PS.神戸大学は六甲の高台にあってとっても眺めがいい。六甲の森に囲まれ環境も抜群。ゆっくり大学で勉強してみた~い。とは、大学時代は思わなかったのに。