留学生雇用促進セミナー
JICA兵庫で「企業の国際戦略と人財育成」をテーマにした留学生雇用促進セミナーがあった。最初の講演者:日産自動車 IP(知的財産)プロモーション部 曽根氏99年以降の日産V字復活はゴーン社長のマジックにあらず。あったのは如何に多様性(ダイバーシティ)を取り込むかだ、と。性別、年齢、国籍、学歴、ライフスタイル、考え方、価値観などを上手く取り込むことで新車開発に生かせたのがV字復活につながった、と。続いて経済産業省によるアジア人財資金構想について。留学生の卒業後の進路希望として7割が日本企業への就職と答えている。しかし現状は卒業生の3割しか就職できていない(平成18年)。就職を阻んでいる諸悪の根源は言わずと知れた入管による在留資格への厳格なあてはめではないかと私は思う。最後に大阪入管・木村広希首席審査官による早口の在留資格変更許可申請の説明。多くいた留学生は理解できたのか?意外と理解できていたりして。