[在留資格]の記事一覧 | 泣き寝入りしない国際行政書士になるぞ！

日本国籍喪失だ

中国で昨年１１月に子供を出産したが、出産前に日本人の夫と離婚。春節が終わった先月末に日本に戻ってきて、西宮市役所に出生届を提出したが受理してもらえなかった。戸籍法第104条　国籍法第12条に規定する国籍の留保の意思の表示は、出生の届出をすることができる者（第52条第３項の規定によつて届出をすべき者を除く。）が、出生の日から３箇月以内に、日本の国籍を留保する旨を届け出ることによつて、これをしなければならない。２　前項の届出は、出生の届出とともにこれをしなければならない。３　天災その他第１項に規定する者の責めに帰することができない事由によつて同項の期間内に届出をすることができないときは、その期間は、届出をすることができるに至つた時から14日とする。国籍法第12条　出生により外国の国籍を取得した日本国民で国外で生まれたものは、戸籍法（昭和22年法律第224号）の定めるところにより日本の国籍を留保する意思を表示しなければ、その出生の時にさかのぼつて日本の国籍を失う。つまり、出生から３ヶ月以内に日本国籍留保の意志表示なければ外国で生まれた子供はたとえ両親が日本人でも日本国籍を喪失するということ。もちろん子供が日本に戻れば帰化することで日本籍は容易に取得できますが。

2008.03.10

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逃亡外国人はねられ即死

警察官に職質された外国人が逃走中に車にはねられ即死した。外国人には在留資格はなく不法滞在をしていたのだった。先週も似たような事件があったばかりで胸が痛む。まだ21歳だという。異国の地で何を思ったのか？！

2008.03.07

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茨木入管の収容者と面会

茨木の入管はひっそりとしていた。昨年末に収容施設も含めたほとんどの業務がコスモスクエアーに移転したためだ。茨木に収容されているのは長期滞在？が予定されている人たちだけである。さて、収容されている人と面会したが、もう４ヶ月にもなるのに結構明るい。規則正しい食事のせいもあって劇痩せしていたが。本人曰く、「食事がタダだからいいわ～」と。仮放免を申請をして出てきたら食事はタダではないぞ～。

2008.03.06

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胸元の生地が小さく破れていた

一昨日警察署で面会した中国人女性と大阪入管で再度面会した。警察署では日本語しか使えなかったが今日は全く関係なかったのでいろいろと聞いてみた。事故の影響で頭痛はまだするが体調はだいぶ戻ったようだ。事故当時の赤いストライプのシャツを着ているようで、胸元の生地が小さく破れており、見るからに痛々しい。日本語を学ぶために来日したが、学校よりもアルバイトに忙しく、出席率が足りずに退学し、そのまま不法滞在化し、日本語もほとんど話せないので仕事も見つからず、ボーと歩いていて事故に遭い、御用となった。こちらの話のほうが痛々しい。

2008.02.29

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事故被害者なのに警察署に留置された

大阪のとある交差点。事故は昨日の夕方に起った。青信号で横断歩道を渡っていた若い中国人女性。そこに６０歳代の男性が運転する車が右折してそのまま横断している女性に気付かずはねてしまった。はねられた女性は頭部を打ち、耳から流血して意識不明のまま病院に搬入された。ここまでは交通事故ではよくある話だ。問題はこの女性がオーバーステイしていたこと。意識不明ではあったが、外傷も浅く、回復の兆しが見えるので入院する必要はないと言う医師の診断により、彼女の身柄はそのまま警察署に運ばれ留置されてしまった。知人からの相談を受けて警察署で本人と面会した。顔右半分は打撲により内出血していた。後頭部、右首、右手首、右わき腹、そして胸は未だに痛みが引かない状態だ。明日入管に移送され、本人の希望もあり近日中に退去強制手続に入る。交通事故の慰謝料請求を含め退去強制される本人に代わり保険会社との折衝は当事務所に委任されることになった。

2008.02.27

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離婚されて見捨てられた中国人の若妻

日本人60歳と結婚した中国人若妻からの相談。結婚して5ヶ月で喧嘩したのでしばらく無視していたら勝手に役所で離婚手続をされ、失踪中だとか。彼女としては更新時期があと2ヵ月後に迫っているので気が気でない。離婚されているので日本人配偶者ではもうないのだ。何に変更する？！当事務所では3つ提案したがどれもリスクが伴うのでしっかり検討の上決めてほしいものだ。

2008.02.26

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不法滞在者、出頭前に逮捕

留学生として来日後不法滞在化した中国人が10年たった今年になって、帰化した人と結婚するのを機に在特手続をしたいとの相談で当事務所に来られた。入管への出頭を2日後にひかえた日に予期せぬことが起こった。婚姻届も役所に受理され、入管用として準備していた陳述書の内容をチェックしたその日の午後、仕事場に後片付けに行ったところを私服警察官3人に踏み込まれたのだ。警察によると通報による捜査だそうだ。出頭することもなく1日で警察署から入管に身柄を移送された。取調べ後、仮放免申請して10日たった今日、家に戻った。仮放免されて良かった。でも今日からが茨の道でもあるのだが。

2008.02.15

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大阪デビュー？！

大阪入国管理局は昨年12月25日に南港へと移転したことはこのブログでも触れました。最寄り駅は地下鉄中央線終点のコスモスクエア駅。ここに柱広告（Ｂ１サイズのポスター）を出すことにした。掲載は22日からの予定。反響はいかにや？？◆大阪入管移転◆　　谷町の本局のみならず、天王寺出張所、大阪港分室も廃止・統合され、南港の新庁舎へ移転。茨木分室で取り扱っていた業務も、08年1月15日に新庁舎に移転。（茨木市にある西日本入国管理センターはそのままです。）●新庁舎住所　〒５５９－００３４　大阪市住之江区南港北１－２９－５３●電話　代表　０６－４７０３－２１００●交通　地下鉄中央線終点コスモスクエア駅　3番出口から徒歩2分ほど。

2008.02.13

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廃棄物回収で投資経営

小野市、加東市、三木市、西脇市そして加古川市。最近ここら辺に出かけることが多くなった。特に多いのが台湾人の在留資格「投資経営」の認定申請だ。廃棄物を回収して集積しておくには広大な土地が必要であり、ここら辺は地価が安いのです。「投資経営」が認定されると次は古物商の申請をすることになる。だからここを管轄する警察署での古物担当官はよく当事務所の存在を知っているから何かあったときはお願いしょっ。

2008.02.08

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自分でバーを開くことを決意

昨年３月に大学を「優秀な成績で」卒業した中国人女性が一般企業に就職するも、今年の在留資格更新に当たり、なんと脱サラして自分で心斎橋にバーを開くことを決意した。大学の成績も良かったが、携帯メールを打つスピードも速いのだ。つまりレスポンスが早いことは仕事もできると言うこと。しっかり経営できること請け合いだ。彼女の在留資格「投資・経営」変更申請はなんとしても実現してほしい。

2008.02.06

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留学生の就職活動

留学生の就職活動が瀬戸際を迎えている。ほとんどの留学生の在留期限は３月末から４月初旬に切れる。それまでに就職を内定しないと３ヶ月の就活だけの短期ビザをくれる。それでも決まらない時はさらに３ヶ月の延長が認められる。これでもダメな時は日本を出国せざるを得ない。日本人の大学生のようにフリーターをしてやり過ごす在留資格はないのだ。そこで、留学生側も採用する企業側もなんとか入管に認められる書類を用意しようと知恵を絞る。当事務所でもコンビニ、焼鳥店、中華料理店、ピザ店、そして町の鉄工所などからの相談が絶えない。

2008.02.05

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入管、認定ミスを認める

在留資格「日系3世の定住者」資格を持つ人の子供（4世）は２０歳になるまでに日本に上陸することが要件とされている。過去３回認定申請したがことごとく不交付になった家族からの相談によると、中国にいる姉家族は子供が３人いるが、３人とも20歳を超えているのに全員在留資格「定住者」が認定されたとか。早速入管当局に訪問して事情を聞いてみると確かに在留資格を認定され上陸許可されており、その認定は誤りだったと認めた。今更それも取り消せないらしい。なんと言うことだろう。えらいミスもあったもんだ。

2008.01.29

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在留資格「投資･経営」

法人を設立して在留資格「投資･経営」の取得を狙う外国人があとを絶たない。マクドナルドのような名ばかりの「店長」ではなくしっかりと管理職を全うし、在留資格「投資･経営」取得後の資格更新時にも恥じない決算書が提出できるようサポートしていきたいと思います。

2008.01.28

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入管職員であった行政書士

梅田の法律事務所で弁護士と同席してでの相談を受ける。中華料理店を５店もつ経営者は、中国人調理師とのトラブルでこの調理師に逃げられ、その後２回調理師招聘申請するがことごとく失敗。それも入管職員であった行政書士に依頼しての失敗だ。本日の相談は本人の在留資格変更と元入管職員であった行政書士への対応である。この案件も弁護士との共同受任になりそうである。

2008.01.17

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密航で来た女の子の話

両親のいる日本に密航で来た女の子（２３歳）の話。両親は日系３世（現在の在留資格は定住者）なので日本語が出来れば帰化できそうである。では、日本籍を取得した両親のつながりでこの女の子は在留特別許可を取得できるだろうか？入管に確認したところ答えは限りなくＮＯだという。まず前例がない！！からだそうだ。結局日本人を見つけて結婚するしか道はないのか？しかし、今彼女には中国人男性の婚約者がいる。この人も密航者なのだが。さて、どうする？？思案のしどころである。

2008.01.09

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今年も泣き寝入りしないよ。

2008年の仕事始めです。皆さん明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご支援をお願いします。お正月本当にゆっくりしました。そのせいか昨日からちょっと風邪を引いてしまいましたが、依頼者にとってはそんなの関係ないですね。早速大阪入管に依頼者と同行してきました。大阪入管は先月の１２月２５日に大阪南港のコスモスクエアに移転しております。以前は天満橋にあったのですがとっても不便になりました。これも大阪市の財政救済策でしょうか？！さて、同行の具体的内容ですが留学から家族滞在変更が不許可になったためその理由を聞くためです。不許可理由は経済支弁者の安定･継続した形跡が見られないとのことでした。依頼者と再検討結果再申請することにしました。このままで引き下がる事務所ではありませんよ。今年も泣き寝入りしないをモットーによろしくお願いします。

2008.01.07

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ベトナム難民の帰化

16年前にベトナム難民として来日後、現在は永住権をとっている人からの帰化相談があった。本人に問題はなさそうだが、難民だけにご両親の特定が難儀しそうだ。本日で今年の業務は全て終了しました。ブログをご覧頂いた皆さんありがとうございます。年明けは7日からです。来年もよろしくお願いします。

2007.12.28

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永住申請不交付

永住許可が不交付になったので申請者と同席してその理由を聞いた。まず、申請者（日本人配偶者）が3年ほど前に経営していたマッサージ店が入管当局に不法就労を助長していたと言うことで摘発されている。その傷がまだ癒えていない。そして、当時働いていた就学生が帰国せず不法滞在化している責任も問われた。入管審査官が示した目途として5年は経過観察を要すとのことだ。今年もあと1日の業務日程を残すだけとなった。明日は大阪法務局です。

2007.12.27

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ビザに翻弄される外国人

日本語の勉強で日本に居る就学生からの相談。本人は出席率９８％、成績も優秀で、専門学校の進学も決まっている。しかし、姉の結婚式に短期ビザで来日した両親がオーバーステイをしてしまい、この就学生の在留資格更新も変更も許可されなかった。意気消沈した本人はこの現状をどう打破すればいいのか？一旦帰国して留学ビザを申請するのが一般的だが、来日見込みは悲観的だ。今付き合いのある就労中の中国人との家族滞在での申請のほうがまだ見込みはありそうだがこれも今すぐと言うわけには行かないだろう。ビザに翻弄される外国人の姿はなんとも痛ましい。

2007.12.25

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フィリピーナ認定される

3ヶ月ほど前に申請したフィリピーナが日本人配偶者として認定された。夫である日本人が過去2回申請してダメだったので本当に良かった。今回ダメだったらこの夫は入管を焼き討ちにするつもりだったと冗談にしても怖いことを言うのだ。なんとかクリスマスプレゼントに間に合ったようだ。

2007.12.17

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広島県からの来客

先日広島県から車を飛ばしての来客があった。用件は不法入国したのだが、日本人と結婚することで何とか正規の在留資格が取れないかとの相談だ。広島ではほとんどこれら（在留特別許可）の情報がなかったとのことで当事務所に来られるまでここ数ヶ月ずっと不安で過ごしたそうだ。これで少しは安心して年が越せれば幸いである。

2007.12.12

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帰国署名を覆す

10年も前から船の密航で来日し、2週間ほど前に日本人配偶者と入管に出頭した中国人がいる。出頭すると入管職員は帰国を強く勧める。その中国人はその指導？に従い、帰国することに同意して署名までした。しかし、その夜帰宅すると日本人配偶者から泣きが入る。「中国に帰ったらいつまた来日できるかの保証はない。そうしたら自分はとてもじゃないが子供の世話を続けることが出来ない。」そこで当事務所に相談に来られた。帰国の署名をしたが覆せないかと。入管の担当官と数回打ち合わせた結果、滞日しなければならない実態があれば考慮しますとの回答を頂いた。その回答を踏まえて本日再出頭することにした。そして今日からまた一組茨の道を歩むことになった。

2007.12.07

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上場企業でもダメな者はダメ

過去6年間日本で就労していたが、入管の調査で就労に実態がないと判断され、更新不許可になった人が中国にいる。大阪の2部上場会社に就職して認定申請するが、過去のダーティーイメージが払拭しきれずまたも不交付となり、3ヶ月ほど前に当事務所で再申請をした。昨日その結果通知があり、今回は何とか無事に交付となった。就職先が上場企業でも申請本人が問題あればダメだと言うことであり、入管の心証を害する事柄を払拭できれば交付になることがよくわかった。この後この人のお子さんの家族滞在ビザの申請がある。

2007.11.29

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改正中国残留邦人支援法　成立

中国残留孤児・婦人の老後の生活支援などを目的に、国民年金を特例で満額支給することなどを盛り込んだ与党の議員立法、改正中国残留邦人支援法が２８日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立した。(読売新聞夕刊より）当事務所では現在中国残留婦人（既に死亡）と戦前に生んだ子供とが親子であることをＤＮＡ鑑定を通じて立証してほしいと言う依頼が来ている。と言うのは、この子供は生まれてすぐ里子に出されてしまい、中国の戸口簿にも一切親子関係の記録が残っていないのだ。そこで、血液鑑定をするわけだが、肝心の親は既に死亡しているので、親の妹との間でＤＮＡ鑑定を行う。しかし、その妹が日本にいるため鑑定の方法を協議している最中。その協議も時間との戦いなのだ。なぜなら、ＤＮＡ鑑定の結果を待っている人が入管に留置されているから。

2007.11.28

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刑法161条の2 電磁的記録不正作出及び供用の罪

生まれて一ヶ月の乳飲み子を抱えて大阪からやってきた30歳代の中国人女性。用件は中国にいる夫を呼び寄せること。よ～く聞いてみるとこのカップルお互いに再婚である。初婚時にお互い子供がいると言う。さらにこの夫は5年前に不法滞在及び　刑法161条の2 電磁的記録不正作出及び供用の罪で懲役刑に処せられ強制退去させられている。既に2回認定申請して不交付になっている。前回は別の行政書士事務所で申請していた。か～なりハードルが高いのは確かなようだ。

2007.11.27

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指紋検査で広がる不安

先週20日に施行された新しい入国審査制度についてメールや電話での質問が相次いでいる。観光ビザを取れたが過去に強制退去されたことがあり、入国審査が不安だと言う声。永住者だがこれもやはり過去に強制退去されたことがあり、入国審査で引っかからないか不安だと言う声。前者は外務省による許可なので入管による水際審査で止められる可能性はある。後者は入管審査で永住許可を貰っているのだからその後偽名などを使ってない限り問題は少ないように思われる。それでもどうなるかは入管次第。すねに傷がある外国人は多い。叩けばほこりどころか煙が立ちそうだ。

2007.11.26

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名古屋入管

新幹線に乗って名古屋入管に在留資格の更新をしてきました。依頼者は日本人配偶者。別居中だが日本人の子を扶養している。この後近くの顧問先へ。中国からの商品が不良品ばかりで代金を払いたくないとのこと。北京での仲裁に備えるべく対策を練る。名古屋駅で味噌カツ丼を5分で掻きこみ、秋空の名古屋を後にした。

2007.11.22

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新しい入国審査制度

テロ対策などのため、特別永住者や外交官などを除く16歳以上の来日外国人に指紋提供と顔写真撮影を義務付ける入国審査制度が始まった。提供拒否者は国外退去となる。退去命令にも従わない場合、入管は強制退去手続きに移行し、身柄を空港内の収容場に収容する。法務省には日本から退去強制した外国人約80万人分の指紋情報があるそうだ。新しい入国審査制度が施行される昨日までに上手くすり抜けた外国人もいるだろうが、しばらくは出国したくても出国できそうにない。

2007.11.20

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心斎橋でバーを開きたい

大阪の南・心斎橋でバーを開業したいとの相談。３軒ほどお店を見て決めた。お店を持つ目的は在留資格「投資経営」取得だ。要件は500万円以上の投資である。改装や賃貸の保証金などですぐに要件はクリアーするが、問題は狙いの在留資格が取れない時にこのお店はどうするかだ。ここがこの資格の難しいところ。

2007.11.16

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ＤＮＡ鑑定のサンプル

日本人との血のつながりをＤＮＡ鑑定で立証し、来日を実現したいとの相談があった。本人は中国にいるため血液などのサンプルの本人確認をどうするかが問題になる。要は立会人を誰にするかを家庭裁判所と確認することに。偽装が多発している昨今、家裁は誰を信じるのだろうか？？

2007.11.15

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事実認定に対する働きかけ

土曜日の午後の昼下がり、とても天気が良かったのですが行政書士会の研修会があり一講師として出席しました。ﾃｰﾏーは「在留資格の申請実務・・」在留資格は、在留資格の該当性、および在留資格付与の相当性の両者が肯定される場合に交付されます。行政書士の役割としては当該申請の見通しの判断、在留資格該当性や相当性を高めるための当事者に対する指導、入管の行う事実認定に対する働きかけや修正などを適切に行うことであろう。つまりは交付してもらう確立を如何に上げるかが勝負だ。実務的には、審査官による事実認定が正確に行われるよう申請理由書などによって働きかけ、必要に応じて審査官と面会して、あるべき評価について説得することになる。

2007.11.10

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ＤＮＡ鑑定の導入

フランスでは国外にいる家族を呼び寄せるためにはＤＮＡ鑑定の導入を盛り込むべきだと言う移民改革法案が審議されている。今日事務所にお越しになった人は祖母が日本人であることをＤＮＡ鑑定で証明し、来日したと言う。初めてそのＤＮＡ鑑定書を見たが記号が一杯で、内容は理解不能でした。日本の入管法にも「家族滞在」と言う在留資格がありますが悪用して本国から家族以外の人間を呼び寄せるのを防ぐためにはＤＮＡ鑑定の導入も近い将来あるかもしれませんね。

2007.11.09

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弁護士と共同受任

先月29日のブログにも記載した案件（不法滞在で入管に拘留中）について弁護士と共同受任することになった。まず、弁護士のほうで退去強制令書に対する執行停止を裁判所に申し立てる。並行して当事務所では入管に対し仮放免手続をする。同時に在留特別許可の手続書類も用意する。すでに退去強制令書に署名済みで、入管側としては速やかに自国に送還して、この案件を終了する手はずであったので、いい顔はしていないのが本音だろう。

2007.11.08

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在留資格「投資経営」の魅力

大阪心斎橋で今日は2件の在留資格「投資経営」取得のご相談。1人は自らバーを経営したいと言う中国人女性。もう1人は芸能プロダクションに資本参加したいという韓国人女性。それぞれに経歴はいろいろだがお互いこれからも日本に住み続けたいと言う熱い思いと利用出来る者は利用しようとする冷徹な計画は同じようだ。クワバラである。

2007.11.06

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新しい出入国審査手続スタート予告

新しい出入国審査手続が１１月２０日からスタートします。日本への入国を申請する外国人は、入国審査の際に専用の機器を使って指紋及び顔写真の提供を強いられます。特別永住者や１６歳未満の者など一部免除者を除き、すでに日本に滞在している外国人が再入国する場合も含め、外国人全員（一般永住者も含む）が対象。目的は、テロの未然防止のためだそうだが、本当にそうであれば日本人も含め全ての日本入国者が対象のはずだが？？

2007.11.05

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弁護士に同行して留置者と面会

弁護士に同行して神戸入管に留置されている外国人女性と面会。日配で来日後離婚し、在留資格変更申請をしないままオーバーステイし、当局に拘束された。本人はすでに退去命令に署名済みだが、在留する正当な事由があれば弁護士のほうで執行手続停止の処分申立を行い、当事務所で在特の手続に入ることになる。問題はその手続の2から3ヶ月の間留置されることに耐えられるかどうかだ。

2007.10.29

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在特　許可される

手続を始めておよそ1年、今日もまた1人在留特別許可がおりた。パスポートの生年月日を改ざんしての不法入国である。留学の在留資格で更新を続けていたが昨年日本人男性と結婚し、在留特別許可を求めて入管に出頭したのであった。

2007.10.24

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不法滞在者の婚姻届

久々に神戸の中央区役所に行く。不法滞在者とその日本人配偶者とを同行しての婚姻届提出だ。必要書類は全て用意してあるので受理されるのを待つだけ。婚姻届受理証明書を受け取ってちょうど1時間。次は、外国人登録証明書ｶｰﾄﾞの在留資格欄に「在留資格なし」と変更申請しなければならない。陳述書を書き上げ、後日入管に出頭することになる。明日は、大阪で営業です。

2007.10.10

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期待されたサービス

郵政が民営化されましたが期待されたサービス（確実・迅速・安い）はまだまだのようですね。同じことが我々民間企業にも言えること。お客さんの気持ちをどれだけくめるか、それが口コミとなっていくのでしょうか。日本人配偶者である中国人女性が先日永住を申請して不許可になった。理由は3年前に経営していた風俗店で起こした不祥事であるらしい。なんとしても今回は失敗をしたくないとの気持ちで当事務所に来られた。このお客さんも口コミだ。明日は中国投資パートナーと四国・丸亀で資本関係の打ち合わせ。

2007.10.02

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調理師をまとめて10人招聘

10月です。中国では国慶節（建国記念日）。企業は3日間、行政機関は1週間ほど休みます。そんな中、大阪の事業家が近畿に3店舗中華料理店を開くので中国から調理師を招聘したいとの相談を受ける。それもまとめて10人である。やった～、これで馴染みの中華料理店が増える？！

2007.10.01

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入管はもっと厳しいよ

食事を腹7分目ぐらいに抑えたら体が軽く感じられる。消化にエネルギーを取られないせいか？！さて朝8時15分、オーバイステイした23歳の中国人女性と、24歳になった日本人男性が事務所に来た。「在留特別許可」手続の相談だ。男性の説明が曖昧模糊ではっきりしないので平手で思い切りテーブルを叩いてあげた。「入管はもっと厳しいよ。あいまいな説明では乗り切れないからしっかりして。」こうして若い二人が茨の道を歩み始めた。

2007.09.28

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「中国の渉外戸籍」

先週土曜日に兵庫会主催の研修会がありました。ﾃｰﾏーは「中国の渉外戸籍」。実務的なお話を1時間ほどさせていただきました。特に中国人と日本人との婚姻には結婚を隠れ蓑にした不正なものが多いので注意が必要です。つまり、偽造結婚で在留資格を取得して日本で安住を企む輩が多いということ。「日本人配偶者」の資格はオールマイティーなどです。永住や帰化への変更申請も通常は10年や5年の在日期間が必要だがこの資格だと3年で申請できます。職業選択の自由も日本人と全く同じです。もちろん入管当局もそこは心得たもので多様な手段で偽装を暴こうとする。そんないたちごっこの中で真正な結婚が不許可になり、偽装がまかり通る、そんな現象がまだまだ続くのであろうか。

2007.09.20

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ムッチョグラッシャス

財団法人神戸国際協力交流センターで在留資格などの相談に応じた。相談に来られたのはアルゼンチンからの日系3世だ。留学生である彼は在留期限切れの9月に定住者への変更を希望している。変更のポイントは１．祖父が日本人であると言う彼との関係をしっかり立証する２．滞日費用を支弁する扶養者の収入をしっかり立証する３．彼自身のビザ変更理由を明確にするの3点を指摘しておきました。ムッチョグラッシャス、でした。

2007.09.05

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家族がともに暮らす

入管業務の中で最近やたらと認定申請が多い。日本人配偶者定住者永住者の配偶者技能家族滞在などなどやはり家族がともに暮らす、という人間本来の愛の形がそこに見える。しかし、入管行政にそこらの配慮を期待するのは野暮だ。4ヶ月待ち、5ヶ月待ちは今や常識？

2007.09.03

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留学生の起業相談

神戸市役所からの依頼で留学生の起業相談に応じた。ビジネスモデルはまだしっかり構築されていないが将来を見据えた事業展開にはなかなか感心する所が多かった。来日し、日本語をマスターした留学生をしっかり日本のファンとして根付かせる努力は行政機関と民間会社が協力して進めることで効果が上がる。「がんばれ留学生！」

2007.08.29

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待ちに待った在留許可

渉外戸籍の研修会が行なわれその後の懇親会から事務所に戻ってみると入管から1枚のはがきが届いていた。今年2月に在留特別許可手続により在留許可を得た中国人男性の息子さんの認定交付の通知だ。3月に認定申請をしてちょうど丸5ヶ月が過ぎての許可である。親も子も待ちに待った許可である。息子が小学校低学年だった頃に出国した父は日本での苦難を乗り越えもうすぐ中学を卒業しようとする息子と再会することになる。そして息子にとっては日本での新たな人生がスタートする。おめでとう。

2007.08.25

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久々の三都物語

久々の三都物語でした。まず大阪法務局で帰化申請。次に京都駅ビルで中国ビジネスコンサル3人と寿司でパワーランチ。駅ビルから一歩も出ることなくそのまま神戸に帰って、入管に直行し宝塚の日本人配偶者ビザの相談。夕方にはひょうご国際プラザ交流ホールで行なわれた地域国際化を考える研修会に参加。難民弁護に実績のある神戸の弁護士とも面識が出来今後につながりそうです。ちょっと慌しすぎて夜7時のアポがこなせず明日に持ち越してしまう羽目になりました。

2007.08.24

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負う傷は深まるばかり

別事務所で在特手続を進めていた不法滞在者が在留資格のないまま風俗店で仕事をしているところを拘束されそのまま神戸入管に留置されている。偽装でない本当に日本人と結婚した彼女はつかまってもすぐに釈放してくれると高を括っていた。夫や夫の親族が代わる代わる釈放の嘆願に来るが接見を許可しない入管サイド。業を煮やした彼女は訴訟を起こすことにした。夫より依頼を受けた当事務所は弁護士と同行して彼女と接見。状況分析をし、いくつかの選択肢を提示し、あとは彼女の判断に任せることにした。状況証拠は彼女にとって不利なものばかりだ。このまま訴訟を起こしても負う傷は深まるばかりのような気がする。彼女としてはこのまま帰国すればもう二度と日本には戻れないとの危惧を抱くのは十分に理解できる。人生の大きな岐路にいることに間違いはないのだが決断して責任を取るのは彼女しかいない。

2007.08.23

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超スピード許可

6月6日に同行で茨木入管に不法滞在で出頭した中国人から電話が入る。「在特許可されました。」「え～～、ほんと～。はやすぎや～。」「僕もびっくりです。」「そやけどおめでとう。よかったね」「はい、でも報酬まだ用意できていません。」「え～～、ほんと～。それはこまるな～。」大阪入管による超スピード許可。2ヶ月に満たない在特許可は当事務所でも最速だ。やればできるじゃん、大阪入管も。

2007.08.02

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外国人の声を届けるために駆ける

本日も1人の経営者がご相談に見えた。研修名目で来日している中国人研修生が実に優秀なので何とか引き続き日本に滞在させたいとの相談だ。しかし、研修目的だとどうしても一旦帰国を余儀なくされる。さらに帰国後1年は自国の会社で技術向上に努めなければならない。今回のように引き続き日本で滞在してさらなる技術修得をめざす外国人にとっては適合するビザがないことになる。研修名目を悪用する輩も多いが、切実にビザを求める人の叫びはなかなか入管行政には届きそうもない。その声を届けるべく当事務所は今日も駆ける。

2007.07.31

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