HPオープン 伊達の準決勝を観戦
女子テニスツアーのHPジャパン女子オープン(大阪/靱テニスセンター、賞金総額22万ドル、ハード)は16日、シングルス準決勝2試合が行われ、第6シードのクルム伊達公子(日本)が第3シードのS・ペア(イスラエル)に3-6, 7-6 (7-5), 7-5の逆転で勝利、決勝進出を果たした。先月に40歳の誕生日を迎えていたクルム伊達は、ファイナルセットの第11ゲームで決定的なブレークを奪い6-5とリードすると、続く第12ゲームをしっかりとサービスキープ、2時間58分で接戦に終止符を打った。以上はネットニュースからの抜粋。朝9時過ぎにチケット売り場に並んでコートサイド(5000円)席をゲット。準決勝は12時から。伊達の番は2試合目。4週連戦の疲れからか、あっさり1セット目を取られ、続く2セット目の3ゲーム終了時に膝痛のためドクターの治療を受けた。何とか回復するがリードを許しコーチがすかさずアドバイスする。その後一球一球が息詰まる展開が繰り広げられる。そしてスタンドのファンも惜しみない拍手を送る。肝心なところでポイントを取れなくなった相手は微妙な判定に猛抗議。激しいラリー中は見ているほうが胸が痛くなったが、体の異変にも高い集中力と粘りで勝利を呼び込む姿に勇気と感動をもらった。