|
カテゴリ:私見
第二次大戦後それまでの日本が否定され教育の場から礼儀作法が抜け落ちてしまいました。 「形だけ強制してもしょうがない」という考えもあったのでしょうが、 しかし実際には型に心が宿る事の方が多いです。 型は3次元であり心は4次元です。 ほとんどの人にとって3次元レベルから扱った方が理解が早いのです。 正しい姿勢には正しい心が宿ります。 私自身肥田式強健術を始めて姿勢が良くなってくると、 自然と立居振舞が美しくなり礼儀作法も良くなってきました。 自分で言うのもなんですが、少しずつ人間として立派になってきています。 男は男らしく、女は女らしくなります。 70年代のウーマンリブ以来、男女の壁が薄くなって来ていますが、 生物としては男女の役割はきっちり別れています。 例えばまだ言葉をはっきり理解していない乳児レベルでも 本の読み聞かせで男女の差がはっきり出ます。 怖い話とやさしい話をお父さんとお母さんがそれぞれ読み聞かせ、 どちらにより興味を示すか実験すると、怖い話はお父さん、やさしい話はお母さんがする方が 子供は圧倒的に集中します。 父親には冒険的な刺激を望み、母親にはやさしい守護を求める。 これは本能なのです。 現代社会はともすると、この本能さえも無視した生活になりがちです。 人間は動物なのです。自然の声に耳を傾ければいろんな事がもっと上手くいきますよ。 自然、本能を大切にするのが一番大事な礼儀作法ではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私見] カテゴリの最新記事
|