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カテゴリ:心がけ
私は普段車で移動する事が多いのですが以前はバイクもよく利用していました。 自転車にも乗るし、もちろん歩行者として道路を歩くことも多いです。 同じ道路を利用しても立場によって状況や気持ちは全く違います。 バイクに乗っている時は車は常に脅威でした。 特に原付バイクに乗っている時はちゃんと流れに乗って走っていても 邪魔だといわんばかりの追い越しと幅寄せをされました。 また車に乗っている時は狭い車間を強引にすり抜けるバイクは脅威です。 自転車の時、歩行者の時、それぞれに違う世界観があります。 それぞれの世界を体験する事で適切な判断力が養われます。 相手の立場を理解できるようになります。 色々な立場において様々な世界を体験する事が「知る事」の意味だと思います。 知識というのはただ情報を蓄える事ではないのです。 書物や伝え聞いた情報とは距離を置き 自らが体験した事実を中心に知恵を構築していく事が大切です。 色々な世界を体験するには、先ずは好奇心、行動力、そして先入観を持たない柔軟性です。 物事を決め付けるような考え方、言動は世界を狭くします。 一人の人間の100年そこそこの経験でどれほどの世界が見れるでしょうか。 一生かかってもきっと知らない事の方が多いはずです。 大いなる大自然の前では我々は謙虚にならざるを得ません。 そしてその姿勢は人としての基本だと思います。 対象が上だと思うと卑屈になり、下だと思うと尊大になるというような 一貫性の無い事では真実は見えてこないです。 常にニュートラルな精神状態を維持し自分の経験不足を一日も早く克服する 熱意と謙虚さを持って日々を積み重ねていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.28 06:04:57
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