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カテゴリ:私見
私達はこの3次元での経験を積む為に肉体と言う乗り物を与えられました。 元々自分にふさわしい乗り物が与えられているわけで、どんな不具合があろうとも 自力でそれを乗りこなす工夫をするのが与えられた義務だと思います。 科学技術の進歩により生命までもがコントロールされる時代になってきましたが、 脳死判定による臓器移植や遺伝子操作は個人的には反対です。 魂と肉体は一対のものであり切り離して扱ってはいけないと思うのです。 例えばこの技術がどんどん発展していくと いずれは不老不死の肉体を手に入れる事になるのでしょうが、 そうやってお手軽に不具合の出た部品をポンポン替えていくような事をすると 肉体に対する感謝が無くなり人間にとって重要な学びの場が奪われてしまいます。 人間としてこの地球に生まれて来たならば 乗り物が壊れてしまった時点で潔く地上を去るべきです。 また、永く地上に留まって経験を積みたいと思うならば 内臓脂肪を溜め込むような生活を避け普段から身体のメンテナンスを怠らない事です。 現在の人間の精神レベルのまま肉体を差し替える技術だけが発展すると とんでもない世の中になる事は容易に想像がつきます。 肉体の価値は無くなり大事なのは脳だけとなり、 そこからさらに脳の情報だけが大事になり、 もはや地上に人類が肉体を持って存在する必要性は無くなります。 すでに今現在様々な現場が無人化されコンピューターに取って代わられていますが、 よくよく考えてみれば不気味な事です。 世の中が機械化され日々の暮らしは便利になったように感じていますが、 自分が動く必要が無くなった分だけ運動能力は低下し、 最近ではコンピューターゲームの普及により明らかに人間の脳力が低下しています。 科学技術の進歩、機械化など今まで人類の英知の善の最右翼と思われてきたものに対し 今本当に考えなければいけない時だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.11 06:55:25
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