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カテゴリ:心がけ
人が成長し続ける為には良き指導者が大切です。 しかし本当に成長させてくれるのは指導者ではなく、指導に基いて行動した「実体験」です。 自らが体感した「感覚」こそが大事なのです。 この点を間違うと、知識偏重になり、口から先の人間になってしまいます。 残念ながら一日は24時間しかありませんので 一人の人間が実体験できる事には限界があります。 それを補う意味で書物や周りからの様々な情報を活用する事は大切です。 しかし知識を得た事で「やった気、出来た気」になってしまう事は大きな落とし穴です。 コンピューターゲームに長時間費やす事はバーチャル体験を積み上げる事になり 3次元で社会生活を営む「実体験」感覚とのギャップが出来てしまいます。 ゲームの中でどんなにすごい事が出来ても実社会で生きる力にはなりません。 実社会で生きる上で最低限の読み・書き・計算ができることは大きな力となります。 小学校時代の「お勉強」としてはやはりここが一番大事だと思います。 過去にはここで挫折したまま中学、高校と進んでしまって 学校での「お勉強」の時間が 人生で最も「無駄な時間」になってしまった人がたくさんいたと思います。 10代という人生の最も多感な時期をそのように過ごしてしまうことの無いよう 小学校での基礎学力は一人残らずクリアしなければなりません。 我が子も計算問題には時間がかかっていますが 普段の生活の中で楽しく計算を取り入れています。 実生活に役立つ事がわかれば勉強が楽しくなります。 その実体験がまたやる気を起こさせてくれます。 この好循環が始まれば「勉強しなさい!」という言葉を使う必要は無くなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.23 07:51:55
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