どらむすこの姿勢と呼吸法

　教室に参加された皆さん、その後いかがですか。

　正しい姿勢は維持できていますでしょうか。

　呼吸は常にゆったりしているでしょうか。

　先ずは呼吸を意識するだけでも精神面に好影響がありますので、

　しばらくは念仏のように「呼吸、呼吸・・・」と意識してみてください。

　より深い呼吸ができるようになってくると姿勢も良い状態が維持できるようになってきます。

　姿勢が悪いと深く呼吸できないので、

　先ずはより深い呼吸を目指す事で自然と良い姿勢をとれるようになってくるのです。

　繰り返しになりますが、どこまで自己観察が出来るかが結果を分けます。

　無理は禁物ですが、自分の限界ギリギリを目指す事は大事です。

　どこが自分の限界なのかを探求する事で自己観察能力に磨きがかかります。

　人間の成長に一番大切なのは緻密な自己観察による反省と改善です。

　それがあるからこそ日々を積み重ねる意味があるのだし、

　毎瞬毎瞬を新鮮に楽しむ事が出来るのです。

　そこには「マンネリ」という文字はありません。

　「呼吸」は人間にとって究極の「青い鳥」です。

　こんなに素晴らしい青い鳥を皆持っているのに

　それに気付かないまま外にばかり何かを求めているのです。

　自分自身の青い鳥との対話はライフワークです。

　呼吸には自分自身の性格、体質などあらゆるものか投影されます。
　
　通常は人生を長く生きた人ほど自分を変える事は難しくなっていきます。

　しかし「青い鳥」と対話し続ける人は固定観念を持たず、

　常に等身大の自分と対話し続ける事が出来ます。

　常に等身大の自分でいられる事を私は「楽」と呼びます。

　楽な状態から積み上げる！

　これが愉しい人生の秘訣です。