どらむすこの姿勢と呼吸法

　先日ゴスペルを歌う方々の合宿に参加いたしました。
　
　総勢６０名を超える熱意の集合体に出会えた事は私にとっても大きな経験となりました。

　残念ながら全員の方と直接お話しする事はできませんでしたが、

　お話しできた何名かの方々は音楽アンサンブルの洗礼を受けた

　本当に清々しい突き抜けた方でした。

　以前このブログでも歌う事の効用を取り上げましたが、
　
　それにも増して、やはり好きな事に熱中している人の輝きというものを

　肌で感じる事ができました。

　私自身が努力実践し、このブログでお伝えしたいことの本質が具現化されている空気感は、

　地球上に溢れる問題の山に、

　ともすると押しつぶされそうになる私の心に力を与えてくださいました。

　今回の経験でも再確認したのは

　「人は好きな事をとことんやるべし」です。

　好きなればこそ忍耐もまた楽し。

　人が成長する為には苦労は避けて通れません。

　出発点に「好き」があれば一生成長し続ける事が出来るのです。

　その境地を得たならば利己的な考えがいかに無意味で、

　ひいては自分の足かせになっているという事が分かります。

　現代社会はお金の力が大きくなりすぎて

　すべての価値観がそれを中心に考えられる傾向にあります。

　しかし、お金で買えないものにこそ無限の価値があるのです。

　残念ながらこれは経験してみないとわかりません。

　音楽アンサンブルにはそれを経験できる機会がたくさんあります。

　そしてそれを経験するにあたっては心身の健康があるに越したことはありません。

　「姿勢と呼吸法」はその最も根幹を成すものです。

　自分を取り巻く良い環境も悪い環境も選ぶのは自分自身です。

　人生は選択の連続です。

　その瞬間、潔い自分でいられれば道はおのずと拓けて行きます。