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カテゴリ:肥田式強健術
日本では「無償の奉仕活動」という意味で浸透しているボランティアですが、
本来、人と人との関わりというのは全て無償の奉仕活動であり、 その意味では人間が社会で生きる事そのものがボランティアなのです。 ですから改めてボランティアという意識をし直すこと自体、 現代人がいかに「人」本来の道から外れてしまったかを表しています。 今日、経済活動を中心に発展してきた世界に翳りが見えています。 お金で作った世界はお菓子の家よりも脆いものです。 かつて日本では地域社会の互助システムが機能していました。 地域を構成する一人一人が役割を持っていました。 そこにはお互いの「顔」が見える風通しの良い暮らしがあったはずです。 人間は皆「お互いさま」なのです。 人と人が心でつながりあう人間性復活の道を目指そうではありませんか。 そのためには先ず自らの役割をきっちり務める事です。 自分はいったい何者か?何のために生きているのか? いくら考えていても答えは出ません。 何がやりたいか?何が出来るか? 何をやるか?何をやったか? そこにこそ答えが有り、いつの間にか直接・間接に社会の役に立っています。 過去、歴史的転換期には大活躍する人物が出ました。 今回も大人物が現れる可能性はあります。 しかし、状況的に見て市民レベルでの小さな変化こそが 大きな力になるように思えてなりません。 また、そうでなければならないとも思います。 ただし一人一人が自分で考え 道を切り拓く力をつけるには強靭な心身が必要になります。 姿勢と呼吸を整え、 心身を「強健」に導く肥田式強健術こそが 現代人に最も必要なスキルだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.30 00:45:54
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