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カテゴリ:ニュース一言
そろそろ真面目に株式投資を勉強しようと思い、会社からの帰りに投資に関連する本を3冊購入しました。
まだ1冊目の中ほどですが、既に今まで私の持っていた投資に対する姿勢が足元から崩されました。 投資は主観的・直感的に行ってはならないというのです。 「この銘柄が当たりそうな気がする」 「今日下がったし、日経平均のトレンドは上向きだから明日は騰がる」 こんな想像をして、そんなの当たり前じゃないかとお思いかも知れません。 もう少し厳密に書きますと、主観的・直感的判断の挟む余地があってはならない、です。 「良い材料があったし、指標も買いサインを出してる。今日は騰がるな」 これでは負けるというのです。 何故でしょう? 良い材料があれば株価は騰がるはずです。 RSIが20%以下、MACDとシグナルがゴールデンクロスを描けば、買いサインと捉えても可笑しくないはずです。 しかし、良い材料が出るという事は、場合によっては「材料で尽くし」と捉えられる事もあります。 テクニカル分析は、パラメータの設定を「著名なサイトで使われているから」、「良く当たる気がするから」という理由で決められている事が殆どです。 更に、リスクマネジメントにおいても「主観的判断」が首を擡げてきます。 トレンドに乗ろうとして買った株が実は高値掴みで、急落し、「又戻るだろう」と楽観的に考え、結局塩漬けとなった株に覚えはありませんか? ここで損切りを行っていれば、塩漬けになる事は無かったのです。 「損切りをすれば、損をする」のは当たり前です。 しかし株を塩漬けにする事で資金の運用効率が極端に下がる事に比べれば、ましなはずです。 実際問題として重要なのは、損切りを何%でするかではなく、損切りを実行できるかどうかなのです。 「いつか元に戻るだろう」という、曖昧な(場合によっては、何の根拠も無い)理由で塩漬け株を増やせば、運転資金が底をつくのも当然です。 これでは、とてもではありませんが、利益が出ません。 それどころか損をする可能性のほうが確実に高いです。 以上のような理由から、投資判断には主観・直感といった曖昧さを完全に排除すべきであるといえます。 では、どうすれば良いのかというと・・・ ここからはまだ読んでいません。 それにここからはこの本の主テーマであり、その内容を書くのは色々と問題がありそうなので、控えさせて頂きます。 しかし、この本に書いてある事はとても新鮮味のある奇抜な発想で、非常に好感を持てました。 なので、自分でプログラムを組んで、こんなシステムを作ってみようと思っています。 いつになるかは判りませんが、出来ましたらその運用実績を順次公開していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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