球児の決意
正直、これはやばいなと思いました。藤川の契約交渉に同席した代理人を見た時のことです。前回に続いて、二度目の契約交渉に挑んだ藤川は、2時間半の交渉の大部分を来年オフのポスティングによるメジャー移籍を訴えたそうです。「自分のストレートが衰えないうちに挑戦したい」。批判を覚悟で思いを訴えた藤川の姿、皆さんはどう思ったでしょう。WBC,全日本代表としてと阪神以外のチームの選手と接したり、メジャーの大物選手や、アジア各国の選手と対戦もしました。その中でもっと上のステージに挑戦したいという思いが芽生えたとしても何の不思議もありません。自然なことですね。この問題は今の日本のプロ野球が抱えるジレンマと言えます。藤川の存在は、もはや阪神だけではなく、プロ球界の宝です。だからと言って本人の希望を無視して・・・。というわけにも行かないでしょう。今日のスポーツ紙に藤川の手記が載ってます。今後はこの問題は封印し、契約交渉は代理人に一任し、来季は阪神の日本一のために全力を尽くすことを誓ってくれています。勇気を持って本音を話したことはよかったと思います。クリックよろしく