ドイツ喜怒哀楽生活記

昨日の事だけど…ムカつく事があった。
それは、私が息子を迎えに行って帰ってから起きた。

普通、夏の間は明るいので息子のサッカーのお迎えには行かないんだけれど今の６時半って結構暗いから、用心に迎えに行っているの。っでちょうど迎えに行こうと思っている午後６時半前に隣へ遊びに行っていた娘が帰ってきて、閉めようとしている私のコンピューターでゲームをし始めた。

私は『ママ、お兄ちゃんの迎えに行くんだけれど、あんたどうすんの？』って聞いた。私自身も、外は雨だし連れて行きたくないなぁ～と思いながらも一応聞いてみた。そしたら『いかなぁ～～い』って言うから『じゃー、ママ行ってくるね～、１０分だけだから…』って言って出て行った。

普段、３０分から１時間位なら一人で留守番をしている娘だから、何の問題も無いと思い息子を迎えに行った。もちろん走って行って、走って帰ってきたので１０分、もしくは１５分程度しかかかっていない。

っで、帰ってみると…娘が居ない！！
家中探したが見つからない。。。何処だ～～～～？？
何が起こったんだろうと思いちょっとパニックに陥ったが、
とりあえず、隣の子供が鍵を忘れていたのでそれをもっていった時に聞いてみた。
すると…娘は隣に居るではないか…

『あんた何してるの？？何でそこに居るの？？』って聞いている途中で、私の一番嫌いな下に住んでいるおばさん　が上がってきて待ち構えていたように
『あなた何やってるの子供一人家に残して何処行ってるの…』って言うから『えっ…何で？？息子を迎えに行っていただけだし、たった１０分の事よ』って答えるとお隣の旦那さんが『泣いてたよ』って言うから『えっ…何で…何で泣くの…おかしいわ～』って言うと『おかしいってあんた。。。』みたいに言われムカついている私をよそに、娘は早々と我が家に帰って行った。
一応、お隣さんには『ありがとう』とは言ったものの
『何であのおばさんにあんな事いわれんにゃならんの…ムカツク』状態。

っで娘に何があったか聞こうとしてもテレビに夢中で私の言っている事が耳に入らない様子…
『テレビ消して…』　『消しなさ～～～い』って怒鳴ったらやっとテレビを消して私を見た。
何があったのか娘に聞くと、一人でコンピューターで遊んでいる時、２回ほどベルが鳴ったらしい。っで一人の時はドアを開けない様に言ってるので開けなかったたらしいが泥棒かも…って思ったらしく、そんでもって窓も風でガタガタ鳴って、段々と怖くなて泣いたらしい。

今となれば娘の気持ちも判るが、そん時の私は、頭に血が上って娘の気持ちを察する事は出来なかった。

『でも…たったの１０分よ。何でテレビでも見て待ってなかったの？』と聞くと『だってママテレビ見て良いって言わなかったもん…』だって…バカだなぁ普段は私に聞かなくても勝手にテレビ付けて見てるくせに今日に限ってそんな事言うなんて。。。

ムカついていた私は、台所へ行ってビールをカッ飲んでいるところへ旦那が帰ってきた。
『どう～～？』って明るく言いながら私の顔を見て『どうしたの？何があったの？』って聞くの。
相当怒った顔だったんだろう…（笑）
っで、さっき起こったことを旦那に話していると段々涙が出てきた。
何でこんな事になるのか…何で下のおばさんにこんな事言われなきゃならないのか…

旦那は黙って私の話を聞いてくれた。

私は旦那に話を聞いてもらって何だか気持ちが落ちついた。
その後出てきた言葉が『egal・・・』日本語で『どうでもいいや』って事。人は人、お隣さんや下のおばさんがなんて思おうと我が家は我が家。『関係ないや～…』って言うと旦那も『そうだ』ってうなづいた。

その後思い出したんだけれど、前にも同じことがあった。
確か、４年前、ドイツへ来たての頃、息子の幼稚園へ迎えに行かなきゃいけない時間になっても娘が動かない。（まぁ、その当時娘は２歳半だったから無理も無いが…）
『じゃーテレビ見てなさいね～直ぐ戻るから』って言って息子を幼稚園へ迎えに行って帰ってきた時、下の歯医者で働いている女の人が私を見るなり『あなた何やってるの、子供が泣いてるじゃないの』って言われビックリして家に入ると娘が泣きじゃくってたの…これも１０分程度の出来事だったんけれど、この時はもの凄く罪悪感に陥った。
『何て最低な母親なんだろう…』って自分を責めた。

あれから４年もたってまさか同じような事が起きるなんて思ってもいなかった。
でも、私って良い性格なのかバカなのか判らないけれど、一晩寝ると忘れるの。

だからここドイツで生活して行けてるんだろうかどね…