ドイツ喜怒哀楽生活記

今日は本の紹介です。

「消費が止まるドイツ節約生活の楽しみ」



最初、節約本だと思って読み始めたのですが、読んでいてもうビックリです。
節約本と言うよりも

ドイツ人というかドイツ人女性を知る本と言ったほうが良いだろう。

まずビックリなのは、ドイツでは１８歳になったら成人という事で一人前と見なされ、「一人暮らしの自由」「パートナー選びの自由」「パートナーとの同居の自由」などの自由が手に入るんだと…

そしてドイツの親は子供に「健康的な警戒心」を持つ事が自立していく上で大切だと教えるそうな。

「最初に警戒心を持ち、人と距離を持って接し、後になって良い人だと判って心を許す方が逆よりましだ」とな…

…なるほど…だからドイツ人ってこちらが笑顔で挨拶してもニコリともせずに挨拶すらしない人が居るんだね。

もちろん、全てのドイツ人がそうだとは言わないが、私たち日本人にとって「挨拶を返さない」って言うの、とても辛いんだなぁ～。

しかし、日本とは全く逆だよね。
日本だと「騙すより騙されろ」って良く言うよね。
そういう感覚が無いのかね。


この著者の夢はシングルマザーになる事だそうな。
その理由は、ドイツの結婚生活事情を見ていると始めの数年は上手くいっても、
一人の人と一生暮らして行くのは難しいように思うんだって。

嫌になっても我慢しなくてはならないし、子供の前で浮気をした、しないで喧嘩をしたり、それでも結婚生活を続ける…そんな事はしたくないのでシングルマザーになりたいんだって…


その他諸々・・・ドイツ人女性の事を知りたい人は読んだ方が良いかもね。