「女性は機械」発言の火は、ますます燃え広がるようで・・。
前回の続きになります。柳沢厚生労働大臣の「女性は子供を生む機械・装置・・」発言に対し、けしからん、辞任しろ、という抗議の波が、ますます大きく広がっているようです。野党三党は、辞任しなけりゃ、国会をボイコットするとかしないとか。もっと重要な審議が、山積みでありましょうに。まったくねぇ。今や、日本中ヒステリー状態、「人としてあるまじき発言」「人間として許されない」などなど、表現はますます過激になっている。こういう雰囲気になると、『もう、謝ったのだし、こんなこと、放っておけばいいんじゃないの』というコメントは出しにくくなる。そして確かに、けしからん発言だったかどうか、といわれればその通り、けしからん、無神経な発言なわけですから、「許せん、辞任しろ、あるまじき発言」側は、ますます勢いついていくわけです・・。タテマエに走るのは、たやすいですからね。日本の悪い体質、一億総・右向け右現象です。社民党の、辻元清美議員が、昨日の国会で、「全ての女性を代表して、辞任を要求します!」と発言していましたが・・。言わせてもらえれば、「私ゃ、あんたに、代表なんかしてもらいたくない!」。勝手に代表しないで欲しいですよ。この方、自分がどういうことをやってきたか、心得ているのでしょうか。今回のこの騒動で、なにが嫌だ、と言ってこういう風にヒステリックに騒ぐことで、所詮女はこの程度・・と社会的に再認知されてしまうから、なんですよね。マイノリティー根性、というか。すぐ差別だ、蔑視だ、と大騒ぎする。本当に女が戦うべき時、というのは、もっと他にあるはずなのに。もし、女性大臣が「男は給料を運ぶ機械だから・・」と発言したとして、男性蔑視だ、けしからん! と騒ぐ男がいるだろうか?なんか、いい加減にしましょうや・・と思うわけですが、その辺の主婦の声なんぞ、届くわけもなく・・。かくして、世の中の空しい騒ぎを、見守るだけなのであります。