ワインを語る(1)
「イイオトコ」シリーズを期待する声が多いんですけれど、そこは出し惜しみして・・今日から、ワインのコーナーも入れ込んじゃおう。Quickly, bring me a beaker of wine, so that I may wet my brain and say something clever. ~Aristophanesすぐに、一杯のワインを持ってきてくれたまえ。それで脳みそを潤せば、気の利いたことが言えるんだけどね!・・・私の拙い訳で、すみません。私も、かつては、ちょっとワインを飲んだ方が、頭の回転が増して、気の利いたことをいえたものです。特に、ヨコメシ・・即ち、外国語でお食事なんかしなくちゃならないときには、飲むに限りました。そうすると、ようやく舌が滑らかになって、会話に入っていける。もっとも、文法的に正しくなったかどうか・・は、はなはだ、怪しいですが、ネ。年とともに、ワインを飲んで、舌が滑らかになるまでは一緒でも、気の利いたことを言ったはずなのに・・・それを覚えていなくなった!相手もおそらく、気の利いたことを口にしたのかもしれないけれど、・・・それも、どうにも、記憶に怪しくなってきた。さらに、気の利いた一言のみならず、余計なことまで言っているような・・。それも記憶に定かではないので、あとから、雰囲気で推し量るばかりなんですが・・。ま、でも、それもこれもお互いさま。(かぁ?)と思うように心がけています。A meal without wine is like a day without sunshine. ~Louis Pasteur楽しくお酒飲まずして、なんの人生よ。でありますよ、ね!写真は、チリのVentisquero Queulat メルローの2004年もの。チリワインの上物で、薫り高くまろやか。お勧め!です。