今日見つけた、これだ!の一言(12)
『聡明な中年は、美しい』私の虎の巻、というか、覚書のメモ帳をパラパラみていたら、この言葉が見つかりました。なんのことはない、桐島洋子さんの著書「聡明な女は料理が上手い」のモジリで、私が考えた(らしい)言葉なんですけど・・。多分、なにかのタイトル候補として、メモしておいたのだと思います。でも、今見てみたら、ウ~ン、案外、名言じゃないか、とネ。今の世界って、男も女も、きれいに生まれてきたかどうかで、人生、大きく違ってしまうでしょ。「彼は幸せものだ、きれいな奥さんで」とよく言うし、「エッ!、あんなきれいな人なのに、離婚だなんて!」とか、殺人現場の隣人が「きれいな人だったのに、こんなことになって」なんて言っていたり。 美人な妻なら,夫は幸せだろうか??美人だと、離婚なんかすることないのだろうか??美人だと気の毒で、じゃあ、ブスだったら、殺されてもかまわなかったってこと??などと、勘繰っちゃいますよね。とにかく、美人だと生きるのが得な世の中が、厳然とあるわけです。でも、ある年ぐらいからそれが変わってくる。美人も、不美人も、ハンサムもブ男も、同様に年をとり、同様にオジサンオバサンになるんですよねぇ~。その時、勝負は、産まれ持った顔の美醜ではなくなるわけです。勝負は、賢いかどうか、聡明かどうか。いかに生きてきたかどうか。よって、美しく生まれなかったために、ずっと辛酸を味わってきた多くの人たちが、ようやく、晴れて日の目を見ることになる。めでたし、めでたし・・ということですかな。