箱根・ポーラ美術館
ゴールデンウィークは家族で、温泉+ゴルフをと、前々から予定していたんです。そのゴルフを予約していたのが、よりによって、GW中にたった一日だけ大雨!だった、本日6日!昨日から強羅に泊まって、準備万端、整っていたのにぃ。あまりのザーザー降りに、ゴルフは泣く泣く諦めたものの、せっかく、箱根に来たのだからと、予定を急遽変更、仙石原の『ポーラ美術館』に行ってきました。(こちら)それが、凄くよかった。大体、観光地のそういう美術館というのは、どこも、おみやげ物屋の延長みたいな、中途半端で「なあんだ」という印象しか残さないところが多いのですが、ここは、違いました。まず、作品がいい。ポーラのオーナーだった、鈴木常司氏が40年をかけて収集したコレクションが、9,500点にもおよぶそうですし、今回の、9月までの催しも、見ごたえたっぷりで、ガレから、セザンヌからマチスからルノアールからピカソから、横山大観から藤田嗣治から中川一政からなにから・・もう、凄い凄い。こんな箱根の奥深くに、こんなに大規模な展示をしちゃっていいの?・・という気すらしてくるものでありました。また、建物がいい。駐車料金に500円も取られるのは、ちょっと・・でありますが、箱根の自然を壊さないように作られた、という建物は、明るく、垢抜けていて・・実に心地いい。さらに、照明がいい。雨が止んだのかしら・・と思うほどに、室内は、いい具合に光が注いでいて、また、上手に照明を研究しているのでしょう、光の当たり方が、いい雰囲気なんです。トイレもお洒落だったし、カフェはオープンだし。ポーラの化粧品は、なんとなく、オバサン臭い気がして、使ったこと、なかったんですが、これだけのものを運営する、というのは、きっと、いい企業なんだと思いました。箱根にお出かけの時には、ぜひ!・・でありますね。ゴルフは出来なかったけれど・・十分に眼と心の保養をしたから、ま、いいといたしますか。