うっかり入院なんかしちゃいけない、と言う話。
またまた、マイ友人の話です。彼、50代、独身。酒好き、ギャンブル好き。よって多分、日頃から、大分不摂生。ある日、職場で急に具合が悪くなり、そのまま病院へ、で、検査・検査の日々が続き、結局、一泊6500円の4人部屋に、合計26日間入院するはめになってしまったのでありました。 食事は1食280円、看護師さんは美人そろいで、決して居心地が悪いわけではなかったものの、様々な検査代も含め、退院時精算したら546,270円!也 の請求書が待っていた!まあ、当人なりに覚悟はしていたわけですが、会社に出て、総務の担当者から、社会保険事務所に請求すれば、大体3分の一は戻るでしょう・・と言われて、喜んで必要書類を用意したのもつかの間、 「4ヶ月後に、個人宛銀行口座に振り込まれます。」と言われたそうな。なに? 4ヶ月もかかる?? 何で??入院した病院では、数日で保険請求の書類は出来ます、と言っていたから、こんなにかかる元凶は、そうだ、あの社会保険事務所!じゃないか・・と。45分働いて15分休むようなところだから、こんなに時間がかかるんだ。ゼッタイあそこのせい・・と年金問題に重ね、ますます、怒りはむくむく、湧いてきたわけです。こんなことで、5000万件の、行方不明年金の調査なんか、わずか1年で出来るんかい!と。彼の怒りはそれだけではなかった。その後、期待していた額よりも、ずっと少ない額しか戻ってこないことが分かったのだそうです。その理由が・・高額所得者だから。「僕はどう転んでもしがないサラリーマンで、高額所得者なんかじゃないのに!」なんで、こんな時だけ、世の中では、金持ち扱いされるのだ・・とまあ、目下、憮然としているです。入院なんかすると、お金がかかる・・とは分かっていても、こうやって具体的に言われてみないと、実感はしないもの。なるほど、社会保険をあてにしてはいけなかったのでありました。いつ何時、なにがあってもいいように、自己防衛の方策を、用意しておかなくちゃ、いけないなぁ・・ということを、改めて思いましたね。