小泉進次郎君の、いやあな感じ。
小泉・元総理が引退を宣言して、次男の進次郎君を後継者として、公に紹介したようです。「私も普通の親バカです」と、「進次郎をよろしく」と。はにかみながら息子を押すその「普通の親バカぶり」は、きっと多くの女性有権者の心を捉え、進次郎君の、イケメンぶりも、大いに効果を発揮して、彼はおそらく、27歳にして、父のあとを継ぎ、衆院議員となるのでしょう。彼より、志のある、政治家になってもらいたい人物は、山といるだろう・・というのはあります。27歳の若造が、簡単に国会議員になれちゃう・・というのはいかがなものか・・というのもある。テレビで、みのもんたが「いいんです、世襲だって。あそこの場合は、家業みたいなものなんですから」とかばっていましたが、政治家の場合は、佃煮屋の4代目とか、和菓子屋の3代目・・とは訳が違うだろう・・という思いもある。テレビで進次郎君のスピーチを少し聞いたけれど、なんとも、幼いなと思った・・ということもある。ネットで彼の文章を読んだけれど、なんとも、拙いな・・というのもある。でも、まあ、この辺で私なんぞがどう思おうと、彼はこれから選挙に向けて、メディアでチヤホヤされ、颯爽と国会議員になるのでありましょう。ま、いいです。ただ、そういう、いろんなことに目を瞑っても・・・ひとつこれだけは、「凄く、イヤだなぁ・・」というのはあるんですね。彼の経歴。テレビの説明ですと、子供の頃から関東学院に入り、関東学院を卒業後、コロンビア大の大学院に留学。その後、アメリカのシンクタンクに入って、1年前、小泉さんに呼ばれ、帰国して秘書をやっている・・とのこと。関東学院って、まあ、偏差値の高い学校ではないんですよね。そこの大学行って、どうも、卒業できずに留年したらしい。そこから、コロンビア大学・・というのだから、凄いのだけれど、どこも「留学」とは言っても、「卒業」とは書いていないので、とにかく、籍は置いたのかもしれないけれど、はて、勉学はどうなったのだろう??と思いますよね。で、アメリカの有名軍事シンクタンクに入って・・。22歳で、卒業できなかった・・とすると、大学卒業は23歳ですよね。それから、少しブラブラプータローをやっていた・・ということだけれど、それは、9月のアメリカの大学入学時期までの数ヶ月・・という最小限で考えましょう。古い週刊誌に、進次郎君が25歳のときには、すでにシンクタンクに就職している・・というのがありました。ってことは、アメリカに行って、大学院行ったはずが、あっという間に、有名シンクタンクに就職出来ちゃっている・・ということなんですよね。で、今が27なら26歳のときには、もう、日本に戻っている・・。大学院には何年いたの?シンクタンクでは、どれくらい働いたの??なあんか・・。総理の息子ゆえの、後ろの配慮がありそう。というか、ミエミエ・・という印象ですよね。ま、それもいいです。世の中、不公平で、こういう有力者の子弟は優遇される・・というのは世の常識でありますから。ただ、くれぐれも、今後「アメリカではねぇ」とか「コロンビア大学ではねぇ」なあんて、 得意そうに、インテリ風ふかさないでね・・と願いたいです。お勉強が出来なくっても、りっぱな功績をあげる人はたくさんいるし、これから、うんと頑張ればいいわけですし。それにしても。小選挙区の見直しは、やはり、必要じゃないか・・と、最近特に思うようになってますよ。