千葉県知事に森田健作氏を迎えることになって。
千葉県知事選が終わって、結果、森田健作氏が、100万票を越える圧倒的多数で、当選されました。私は、高校の後輩(すでに、先輩でなく後輩がこういうところに出てくる時代になっている・・というのは、トホホでありますが)ということもあって、他県のことながら、吉田たいら氏が知事になるといいなぁ・・と思っておりましたので、残念、ではあるのですが、名前も顔も、よく知られた森田氏が、前回、僅か6000票差で苦杯を飲み、その後4年間、コツコツと選挙活動を続けてきた・・その結果でありましょうから、そりゃあ、しょうがないかなぁ、とは思いましたね。それにしても、新聞もテレビも、「小沢・西松問題の影響で、民主党に票が集まらなかった、小沢一郎の去就が、一挙に表面化する・・」的な分析ばかりですが、そうじゃないでしょう、と思いますよね。あの小沢一郎が西松建設と、どうも不法行為があったらしい、じゃあ、民主党推薦の候補に投票するのは止めよう・・なあんて、思う千葉県人がいるとは、とても思えない。大抵は「駅で街頭演説しているのを見た、雨の中、大変だなぁと思った」で一票だったり、「この間、握手をした、だから」と一票だったり、「他の人はよく知らないけど、この人は知っている、テレビによく出ていた人でしょう」で一票だったり・・と、投票する根拠なんて、そんなものでありましょう。政治記者とか、評論家とかの方々って、どうして、こうも、なんでもかんでも、お決まりの方程式の枠に入れて、はい、そういうことですよ・・と決め込みたがるのでしょうねぇ。単に、理由をなんでもいいから見つけて、小沢潰しをしたい、というだけなのかもしれませんけど。他県の知事選にあれこれ、いう気はないんですが。いつだったか、国会中継を見ていたら、当時は国会議員だった森田健作氏が、発言者の後ろの、カメラによく映るだろう席にわざわざ席を替えて、カメラ意識しながら、さも、真剣に検討してます、てな顔して、我が身をアピールしているのを見て、「こいつも、大仁田厚並みに、軽いやつだぜ」と思ったことがありましたっけ・・。また、当選直後のテレビインタヴューを観て、「あれ?4年も時間がありながら、この方、具体的な政策が、また、固まっていないんだぁ」とちょっとびっくりもいたしましたが。ま、これもそれも、千葉県人の選択ですからね。