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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2009年10月の記事

全20件 (20件中 1-20件目)

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DocomoとSoftbankの相性。

先日の夕刻のことです。ついさっき別れた友人から「無事に電車に乗れた」という報告メールが、一緒に山手線に、仲良く隣同士で座っていた、我が友人の下に届きました。私も一緒にいたのに、私には届かない。ちょっとムクれて、「なにが書いているの」なあんて、覗き込んだんですが、いやいや、二人に送っているから、届くはずよ・・というのです。でも、待てど暮らせどメールは来ない！で、隣りの友人がその返信を送ったんですね。あて先にあった、我々二人に。何度も言うように、そのあて先の一人である私は、彼女のすぐ隣りに座っているんですけれど、彼女の返信も私には届かない隣りにいるのになんなんだろうね、どういうことなんだろうね？と、不審と不満でその日は別れたのですが・・その２本のメールは、なんと翌日の昼になって、ピピッ、ピピッと続けて暢気に届きましたっけ。今頃届いたって意味ないじゃん！なんですが、彼女達のケータイはDocomo、私のはSoftbankではあったのですさらに別の日、待ち合わせ場所にすっごく遅れて来た男がおりました。「なに、やってんのよ」とイライラしたのですが、彼が到着して、さんざん言い訳して、ようやく落ち着いた頃、ピピッとメールが届いて、そこには「今、迷ってます」という、当人の言い訳が書いてあったのです。こんなの、今頃届いたって、イミないじゃん！なのでありますが、その彼のケータイもDocomoでありました。こういうことって、よくあるのでしょうか「DocomoとSoftbank間だと、時々そういうトラブルがあるらしい」というのを聞いたのですが、そうなんでしょうかよくあっちゃ困りますし、そういうことって、もっと広く伝えておいてくれないと、困りますよね。下手すると人間関係も壊しますよね。大事な約束の時なんか、すっごく困ると思うけれど・・。しっかし、それにしても、ほぼ１日遅れで届いたメールは、その間、どこをどう、さまよっていたんでしょ。電波って・・不思議です。

2009.10.30

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クレジットカードの怖～い話。

先日、クレジット会社の方から電話がありまして。なにやら、テイシュのカードが不正使用されているらしいので、それを確認したい・・ということなんです。「どこで何を購入しているんですか？」と聞いたんですが、そういうことは当人にしか言えない・・と。で、テイシュに遠くアルジェから電話させました。すると、アメリカのスーパーとガソリンスタンドでそれぞれ７万円ほど、使われているのだとか。アメリカなんか行っていないし、当然即、カードを停止してもらいました。カード会社が、おかしいと気づいてくれて、今回は、不正使用を食い止められましたが、恐ろしい話です。アルジェでは、ほとんどカード使えませんから、目下アルジェにいる当人は、カード支払いすることがない。もちろん、カードはちゃんと手元にある。使ったというと、８月のウィーン出張とパリでの休暇の２箇所ぐらい。それが、１０月になって、アメリカで使用されている・・。いったい、いつ、どこで、どうやって、偽造されたんでしょ。カード会社は、どうやってチェックしてくれたのでしょうねぇ。スーパーで７万円も使うわけがないし、ガソリンスタンドでだって、７万円も使うはずが無い・・ということだったのでしょうか。とすると、例えば、電気屋さんとか、量販店で、不正使用されたとしたら、気づかないまま支払われちゃうのでしょうかたまたま私が日本にいて、電話にでたからなんとか連絡が取れたものの、在外中だったら、どうなっていたのか。怖いな～、と思いましたね。カードなしでは、生活できない世の中なのに、油断もすきもありゃしません。そして、今後どうやって防いでいくのかホント、お互い、気をつけないといけませんです。

2009.10.29

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鳩山夫妻のゆび相撲

ニュースの映像で、タイから帰国した鳩山夫妻が、政府専用機の、窓際で、指相撲している映像を見てしまいました。首相夫妻の仲むつまじい姿・・というタッチの報道で、後から首相は記者団に、「５年に１度くらいやっている。私は負けていないと思う」と照れ笑いを浮かべて答えた・・・ということです。しっかし・・なあんか・・。これ、絶対、仕掛けですよね。鳩山氏は「カメラに撮られていることは気づかなかったようで「撮られた瞬間やっていたということで、他意のある話ではありません」と“やらせ”ではないと話したそうですが、そりゃあ、「やらせ」だったとは言わないでしょう。だいたい５年に１回しかやることのない指相撲を、その他大勢の人がいる、政府専用機の、しかも、窓際の、ちょうど外からよく見える位置で、見事に指相撲の様子が撮影されるように、６０代の夫婦が「たまたま、偶然に」やるわけがない。十分カメラが向いていることを意識して、あるいは、「仲むつまじい夫婦像をニュースに乗せるべく」上手に仕掛けて、やったに決まってます。おそらく、強かでしっかり者の広報担当が、付いているのじゃないのかなぁ。他愛ないこと、といえばそれまでで、いちいち目くじら立てることでもないのですが、なんとなく、「いやぁな印象」を持ったのは、「僕達って、人気者の夫婦なんだよね」という、甘～い認識でもって浮かれているんじゃないの・・という、我らが総理に対する違和感でありましょうか。「おいおい、そうじゃないだろう」という。もっとも、総理側として、こういうイメージ戦略を進めるのは間違ってはいないわけです。間違っているのは、それにホイホイ乗せられて、「ほほえましい光景」として放送しちゃう、マスコミの方。そんな甘いことで、どうすると思いますけどね。そう思う私は、ソートーに意地の悪い女なんでしょうかねぇ。

2009.10.28

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酒井法子報道、異常でしょ。

久しぶり日本に戻ってきて、いろいろな人から、「この夏は、世の中、酒井法子一色で、凄かったんですよ～」というお話を聴きました。アルジェにいても、それはヒタヒタ感じていましたから、ああ、そうだろうな・・と納得はしていたんですけどね。そんな生易しいものではなかった・・。昨日の、酒井法子公判の日。凄まじかったですね、テレビ各局の報道ぶり。朝からの、傍聴券を求めて、人が並んでいる・・・というのは、まだ、「そうなんだぁ！」と新鮮味はあったのですが、昼は、なんと、テレビ朝日「ワイドスクランブル」、１１時２５分から１５時までの拡大版。TBSの「ひるおび！」、１１時から１４時５０分までのこれまた拡大版。それが、ず～～～っと、酒井法子関連。あ・・視ていたわけじゃあないですけどね。いつ、チラとテレビつけても、こればっかしだったから。政権交代なった新政権の、最初の国会が開かれる日に、ですよ。テレビは、酒井法子一色。夕方になって、やれやれ、これで普通のニュースが視られるよ・・と思ったら甘かった。またもや、どの局も酒井法子関係一辺倒。夕方のこの時間帯って、ワイドショーじゃなくて、ニュースだったんじゃないの報道の時間だったんじゃないのと思うんですけどね。鳩山さんの所信表明演説ニュースなんて、５分もやってなかったですしね。しっかし、あり得ないでしょう。おかしいでしょう。一清純派アイドルの、覚せい剤裁判が、特別番組まで用意して、逐一、報告するべき、重要なことだろうか「それだけ関心の高いこと」といってますけど、私達、そんなに関心、持ってます関心高いのは、テレビ関係者だけじゃないのかもう、私なんぞ、うんざりですよ。いい加減にして欲しいし、おかしいを通り越して、日本のテレビ、狂っているとしか思えない。そして今朝も、またまたどこをつけても、相変わらずのノリP関係でした。この異常さに気づかない日本は、相当に危ない・・と思います。誰か、なんとか言ってよ、警鐘を鳴らしてよ・・と思うんですけどね。

2009.10.27

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有馬温泉・御所坊

ちょっと日本に戻ってまして、少しの隙に、神戸は有馬温泉『御所坊』へ行ってきました。我が温泉めぐりのバイブルとしている、柏井壽氏の『「極み」の日本旅館』によると、古くから知られた温泉地の宿命なんでしょうが、にぎやかで歓楽的、言い方を変えれば、猥雑で垢抜けない雰囲気になりがちな有馬温泉の古い旅館を引継いだ金井啓修氏が、敢えて、木造建築をそのまま活かし、部屋数を抑え、高品質小規模旅館を作ったのがこの「御所坊」なのだそうです。デザイナー旅館の先駆け、というのでしょうかね。バーやライブラリーも充実させ、いまや日本でも有数の旅館となった・・と。ま、そこに行ってきたのです！なるほど、ステキな旅館です。狭い敷地をなんとか工夫して利用しているものだから、段差は多いし、廊下もゆったり、という感じではないし、肝心の温泉も、そう、広々とした・・というのではない。でも、要所要所に、センスいい気遣いがちりばめられ、なるほど・・と思いましたね。なによりも、茶褐色に濁った温泉の質がいい。古来、日本第一神霊泉といわれているんですって。これは、天の恵みなのでありましょう。また、料理がいい。カニだ、イセエビだ、などという目先の豪華さに走らず、いいダシを使って、丁寧に味付けしてある、というのがいい。地元の野菜や、湯葉などをふんだんに使って、しかも量が多すぎない、というのもいい。一緒に行った友人の話なんですが、最近、新宿・伊勢丹の「吉兆」で食事をしたのだそうです。先付けに出てきた器に、１００円ショップで売っていそうな、安っぽい造花の朝顔が挿してあって・・。その段階から期待は出来ないと覚ったそうなんですが、やっぱり、がっかりするお味だったそうで。そういう話をしながら、我々、料理を堪能したのですが、ほんと、料理なんて「美味しいものを提供したい」という気持ちさえあれば、ある程度のことは、簡単に出来ると思うのですけれどね。そして、働く人々の愛想がいい。（ちょっと作り笑い的かな、というのはあったのですが・・）もちろん、厳しいオバサン観察眼からすれば、「ここはこうすれば」的な改善余地は諸々あったのですが、それはそれとしても、由緒ある有名温泉地であるがために、ともすれば流れがちな目先の豪華さと内容の雑駁さ・・というところをきっぱりと切り離し、本当の心地よさを目指している旅館がちゃんとある。というのは、日本人として喜ばしいことだと思いましたよ。★写真は、御所坊の温泉。左が女性用、右が男性用。先端の辺りは開放され、でも、見ようとしても首から上しかみえないという「半混浴状態」になっています。まあ、この年になると、そんなことはどうでもよくなっていて、ひたすら、Na分の多い、よって、湯疲れの少ない（らしいです）茶色いお湯を、堪能したのでありましたが。

2009.10.26

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石川遼君の、履いていなかった靴下。

今週行われている、ブリジストンオープン初日に、石川遼君の打ったボールが、ころころ転がって池にポチャリ。でも、遼君、池のふちの浅瀬にあったボールを、池に入って、ガーンと打ち、見事そのホールをパーキープしたのでした。さすが、石川遼君！　凄い。でも、この映像をみて、実は「あれ」と思ったのです。池のふちまで来た遼君、やおら、靴を脱いで、ズボンの裾をたくし上げだしたのですが、靴の下は、靴下なしの、裸足だったんですね。石川遼君って、石田純一みたいに、裸足で靴履くのかしらん裸足に靴・・ってのが、流行りだしているのかしらんでも、いくらなんでも、ゴルフシューズを裸足で履くのは、まずいのじゃないだろうかと、私はとっても、気になったのです。その疑問は、各紙の記事を読んですぐに解決したのでした。すなわち：「すでに靴下を脱ぎ池にやってきた石川は、準備万端で足首まで池に入り「どうぞ打ってくださいというところにあった」というボール目掛けてウェッジを一閃。ボールは水柱と共に池から飛び出しグリーン手前に見事生還した・・・。」と書いてある。つまり、池の端まで来る以前に靴下を脱いで用意していた・・ということらしい。なるほど・・と思おうとしたのですが、やっぱり、どうにも納得がいかないんですよね。裸足になって池に入って打つ、という結論は、実際の状況を見てからじゃないと決められないはず。何故に、あらかじめ靴下を脱いでおく必要があったのでしょうかそのまま試合続行のはずですから、池からショットした後は、また、靴下を履いて、続けるはず。それは、ここ、ショットを打った場所で履くはずですから、だったらよけい、『あらかじめ脱いでおく』必要は無い。考えられるとしたら、映像的に靴下を脱ぐシーンは邪魔だから、映る以前に脱いでおいた・・ということしか、ないんですよね。でも・・目的はテレビ放送ではなく、試合なのだから、そういうところまで、気配りする必要は全く無い・・。まあ、実にどーでもいい、小さなことなんですが、いったいどうして、「あらかじめ」靴下を脱ぐ必要があったのか・・私は、いまだ、モヤモヤと疑問の中にいるのです・・。

2009.10.23

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南田洋子さん死去報道のイヤぁな感じ

女優の南田洋子さんが本日午前、くも膜下出血のため東京都内の病院で亡くなったそうです。演技の上手い、根性がドーンと座っている、素晴らしい女優さんだったと思います。享年７６、まだまだ十分活躍できるお年でしたのに、残念です。彼女の死去の報を得、テレビでは、以前放送した、南田さんの認知症患者としての日々を、何度も放送しているようです。私は見ていないのですが、それは、夫である長門裕行氏と、テレビ局が一緒になって作ったドキュメンタリーで、夫が献身的に妻の介護をする様子が映されていて、世間的には、「素晴らしいおしどり夫婦だ」と感動を呼んだらしい。数ヶ月前だったか、南田さんが体調を崩し、入院したことがあったんですよね。その時、テレビ各局は「すわ！　死去か」とばかり、何度も、入院した、ということを思わせぶりに報道してましたっけ。なんだか、亡くなるのを期待している様子がありありとしているようで、いやぁな感じがしたんですよね。そもそも、なにかというと夫の長門氏が出てきて、いい夫ぶりをひけらかすのが、気に入らなかったし。そして今、南田さんが亡くなって、そのドキュメンタリーで取っておいた映像をフルに使って、追悼のコーナーを流しているわけです。南田洋子さんが、赤ん坊のようになって、口あけて食べさせてもらっているシーンを何度も流したりして。ヤフーのコメントをみても、長門氏の良夫ぶりを、讃えるコメントが殺到しています。きっと世間の善男善女の方々は、「南田さんも、いい夫を持って、幸せだったわよね」と涙を誘われたりしているのでしょう。でも、私は、なにか、引っかかるんですね。天下の美人女優です。認知症になって、赤ん坊みたいグズる、寝巻き姿の自分を日本国中に放送されたいと、思うでしょうか。夫は一人、献身的な夫ということで株を上げるのかもしれないけれど、テレビ局も、これでまた視聴率ゲットでありましょうが、肝心の当人はどうなのか？南田さんはそれで、納得するのでありましょうか。私だったら、そっと静かにしておいてもらいたい、と思いますよ。世間に老醜ぶりを、曝したくはない。凛々しく毅然としたままの自分を、いつまでも、記憶に残しておいて貰いたい、と思いますよ。長門氏も、本当に妻を愛するなら、やたらテレビに出て、べらべらしゃべるものじゃない。テレビ局も、人の死の尊厳を考えるなら、もう、余計な映像を流すべきじゃない。そう思って、なんだかとっても腹立たしいんですが・・。どうなんでしょ。

2009.10.21

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リオの人々は逞しいが。

「今日のリオはネ・・小雨の中・・・Ｔｉｊｕｃａのファベーラの麻薬グループと警察の戦争生中継でした！！」という書き出しの、実にあっけらかんと明るい、しかし、内容は相当に危ないメールが、リオの日本人・女友達から届きました。その友人は、確かにとびきりあっけらかん体質のオネーサマなんですけどね。ちょうど前後してニュースとして入ってきた、ブラジルはリオデジャネイロで起こった、麻薬密売組織と警察の銃撃戦のことなんですね。ファベーラ（スラム街のことです）での、麻薬組織同士の銃撃戦に、警察ヘリコプターが出動したのだけれど、地上からの狙撃でヘリは墜落し、警官2人が死亡。怒った警察・特殊部隊と麻薬組織との間でさらに銃撃戦となり、組織メンバー10人が死亡、住民ら8人が負傷した。・・というもの。日本でそんな事件が起こったら、大騒動になるところですが、そういう銃撃戦には慣れちゃったリオの住人は、落ち着いたもの。「相変わらずじゃワイ！」と、苦笑のごテイシュどのと、「ドレドレ？」とお茶飲みながらボンヤリＴＶ見て過ごしたそうです。「まったく、Ｔｉｊｕｃａ地区のその周辺は・・エライ迷惑ですよネッ！パンパンパンッ！！の甲高い銃声に、頭を抱えて腰かがめて逃げ回ってるＴＶ中継隊、ＴＶレポーターのお姉さんまで防弾チョッキで中継やってました・・ヤレヤレ」って書いてあるの。さらに「それにしても、リオの機関銃を持った警官の勇姿は、まるで、アメリカ映画みたいに勇ましいのでネッ！」って。絵文字入りで・・。いいのか、そんなに明るくって・・と思うんですけれど・・凄い。考えると、凄まじいことなんですが、向うで暮らしていると、なんだか慣れてしまって、私がいたときも「バンバンって音がするけれど、あれは花火だろうか、銃撃戦だろうか？」「ああ、銃撃戦だろ」「だろうねぇ」ってな会話が日常のこととして、交わされていましたものね。いちいち、気にしていたら、生活なんかしていけないし。かくして、リオの住民は逞しく明るく生きているわけですが、しっかし、Ｗ杯とオリンピックまでには、なんとか、しておいてよねと、思いますよね。なんとかなるのだろうか？？分からん・・。

2009.10.19

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民主党のジレンマ

来年度予算の概算要求が提示され、あれだけ「無駄を省く」と公言していた民主党政権が出した予算が、なんと、前年度を大きく上回る額となり、さて、どうするつもりなのかいねと日本中の注目を浴びているわけです。このままだと、赤字国債を発行するか、増税するしかないわけだけれど、ここで国民が思うのは、「特にあの、民主党が一番に掲げていた、高速道路無料化と、子ども手当ての支給・・あれこそ借金までして、やることかいね」という素朴な疑問です。そもそも高速道路をぜひとも無料化して欲しい、という声があったわけではない。むしろ「そんな必要はないんじゃない？」「むしろ、高速道路が渋滞して迷惑なんだけれど」という声は以前から大きいわけです。子ども手当てにしても、それだけの多額のお金を、所得制限もなく、裕福な家庭にまで、一律に支給する必要性があるのだろうかというのは、実に自然な疑問です。テレビのインタビューで、子ども手当てについて、若いママが「それを貯めて、家族で海外旅行行きたいですね」と答えているのを聞いて、私は、腹が立ってしかたなかったですもんネ。景気対策も取りやめ、工事も途中中止し、それでもこっちは、むしろ増税になるのに、なんでヨソん家の娯楽資金をなんでばら撒かなくちゃならないのよ・・って。民主党のマニフェストには、そういう、今、国民の生活のために、どうしてもやらなくてはいけないこと・・ではないことがたくさんある。それがしかも、目玉の公約だったりするんですけどね。日本中の人が「借金までしてやることではない」と思っているそれらのことを、そして、民主党の方々だって、実は密かに思っているだろう、それらのことを、でも、民主党は何が何でも実行するのでしょうねぇ。大事な他の予算を削ってでも。参院選が控えている時に「マニフェストを守れないじゃないか」という批判は絶対に受けたくない。あれだけ「マニファスト、マニフェスト」って言って来てますしね。そうだろうけれど、日本の将来ビジョンを考えたら、ここは現実に即して、柔軟に軌道修正していくべきで。それこそ、国を預かる政権としての大人の裁量が求められるところですが、果たして、その大人の裁量が、民主党にはあるのでしょうかあることを、望みたいですね。

2009.10.18

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人は何故、テレビに出ている人が好きなのか？

以前から抱えている、大きな不思議に、「どうして、人はテレビに出ている人が好きなんだろう？」というのがあります。例えば、テレビによく出ているタレントさんなんかが町を歩いている。すると人は、なんだかとっても嬉しくなって、取り囲んで、ケータイカメラで撮影したり、見たことを人に自慢したりする。事実、私も、たまにタレントさんと出会ったりすると、ただ、見かけただけ、というのに、「この間、私、○×△子、みちゃった」なあんて、自慢したり、しちゃいますものね。特にファンでもない、会いたいと思っていたわけでもない。会ったから、なんだということなのに、ただ、テレビによく出ている人・・ということだけで、ワクワクしてしまうんですね。そういう現象が、くだらないこと、と知りながら、なんだか嬉しくなってしまう・・。よくテレビに出ている人が選挙に出ると、大抵、圧倒的多数でもって当選してしまうのも、その、延長線上であることはいうまでもありません。しかし・・それは、どうしてなのか？苫米地英人氏著「テレビは見てはいけない」を読んでいて、そうか、という一つの回答を見つけました。即ち、これは『ストックフォルム症候群』の一種なんだというのですね。スェーデンのストックホルムの銀行で、強盗が、人質をとって、１週間、立てこもる事件があったそうなんです。事件は無事解決して、人質は解放されたそうなんですが、あろうことか、人質達は強盗に共感し、かばい、警官に反発までしたのだそうです。後になってその強盗の一人と結婚した人質までいたそうで。これは、犯人と人質が閉鎖空間で長時間、非日常体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達に信頼や愛情を持つようになる現象なんだそうです。この感情を心理学用語では「ラポールrapport」というのだそうですが、そういうことが、テレビと視聴者の間にも起こる・・と著者は言うのですね。今の社会で、臨場感空間を支配する人の姿を目にする場所が、テレビというわけで。だから、ドラマの主人公とか、司会者とか、アイドルとか、スポーツの監督とか、テレビの空間を支配するそういう人々は、好感度が高くなる、というわけだそうでして。なるほど・・ちょっと分かるような。よって、立候補する人は公平性のためにも、テレビに出てはいけないようにするべきだし、人はテレビばかり見ていてはいけない・・という本なんですが、確かに、日本を離れて、あまりテレビを見ない日々を送っていますと、むしろ、より鮮明に世の中の事が見えてきたりもするわけです。テレビ、好きなんですけどね。でも、テレビの害を、私達はもっと深いところで、認識するべき時代に入っているのだ、ということは思いますね。

2009.10.16

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ヘラヘラ笑ってないでよ、森田知事。

前原国交大臣が「羽田、ハブ空港化」の発言をしたことで、森田健作・千葉県知事が激怒したと、メディアは久々の面白ネタに、大喜びで取り上げたようです。で、前原大臣との会談がすぐにも成立。ところが・・あれだけ激怒していはたずの森田知事、前原大臣・その他副大臣と、相好を崩して対面してるじゃないですか。会談時間はわずか１５分だったらしいですが、１５分後には、「誤解が解けてよかった」と手のひら返すようにご機嫌になって。なんかこう・・要するに立場上、激怒するポーズをとった・・ってことみえみえ。激怒の様子もなんとなく、芝居がかかっていたけれど、すぐにヘラヘラ媚びた様子を見せるのって、なんとも、安っぽいというか・・私、千葉県出身な者で、彼の当選には快く思っていなかったんですが、改めて「大丈夫か、これで？」と思いましたねぇ。前原大臣との会談で（１）両空港を一体的にとらえ、合理的なすみ分けをする（２）今後互いに誤解のないように意思疎通をはかる－の２点で合意。その際、原則的に「国内線は羽田、国際線は成田」とすることも確認したと森田知事の報告らしいですが、「合理的なすみ分け」というのは、いかようにも使える言葉で、それで「よし！」としまっていいものかどうか？意思疎通を図る、というのはいいにしても、「国内線は羽田、国際線は成田」というのは、別の記事を読むに、前原さんは明言はしなかったらしいし。そもそも、そうなのだったら、わざわざ「羽田空港ハブ化」を打ち出す意味もないわけで・・。私ごときが「体よくいなされた会談じゃないの」と思う程度に、国交大臣に談判しました、という形だけの会談ではなかったか。全てが芝居じみて、しかも安っぽくて、なんかなぁ・・と思いましたね。ただ、成田空港関連で生活される方にはお気の毒ですが、羽田空港を国際空港化して、乗り継ぎをスムーズにする、というのは、今後日本がやるべきことなんですね。むしろ、いままで、こんな形のままやってきた、ということが、不思議なくらいじゃないですかね。いろんな国をみてきましたけれど、首都圏から飛行場に向かうのに、こんなに時間がかかる国はないし、国内線に乗り換えるのに、こんなに不便な国もない。ここは、なんとかするしか、ないのでありますよ。そもそも、どうして成田に、空港を移したのでありましょう？子供の頃のことなので、よく知らないのですが、大反対があったんですよね。大反対の中を押し通して、都心から遠い成田に移す理由はなんだったのか？しかも、いまだに、飛行場の真ん中に、民家がある。こういう状態って、異常でしょう。他方、羽田ではダメだから、成田に作ったのでしょうに、何故、今になって、羽田に戻せるのか？その辺の事情も私には分かりません。ただ、実感できるのは、日本の表玄関が、今のままでは、ダメでっしょ・・というその１点。森田知事も、久々、注目を浴びたことで、ヘラヘラ有頂天になっていないで、しっかりその辺は、やっていってくださいよ・・と思いますね。

2009.10.15

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老舗ラブホテルの強盗事件。

スポーツ報知の記事に面白いのがありました。東京は鶯谷の老舗ラブホテルに深夜強盗が入り、女性従業員のカバンを盗んで逃走した・・というの。盗んだ現金は５０００円だったそうですが、強盗に遭遇したその３６歳の女性従業員は、軽症だったものの頭を殴られ、まだ、動揺が収まらず、疲れきっているのだそうで。ま、それでも被害が僅か５０００円で、軽い怪我でなによりありました。興味を引いたのは、舞台となった、「万上旅館」の説明でして・・。「「万上旅館」はＪＲ山手線鶯谷駅近くにあり、昔ながらの雰囲気が楽しめる名物旅館として知られている。戦後間もない１９５１年に創業した老舗中の老舗で。６０年代から７０年代にかけ「連れ込み宿」と呼ばれた形態の店の中で、現在まで営業を続ける異例の存在だ。年配客中心も犯行当時満室、周囲のホテルとは一線を画し、昭和のままの空気を漂わせる同旅館だが、料金は９０分間の休憩で２９８０円、宿泊で５５００（平日）～６９００（週末）円とリーズナブル。さらに、カップラーメンやお菓子などのおやつを提供するサービスも人気を呼んでおり、犯行当時も８つある部屋は満室だった。利用する年齢層は年配が中心だが、今年２月に経営の体制が変わってからは、若者の利用も増えているという・・・」。強盗の記事にここまで詳しく、旅館の説明をする記事も珍しいでしょ。「年配客中心も犯行当時満室、」というのは、年配客しか来ないような旅館だけれど、当日だって満室で・・という意味ですよね。そこは、年配客が好んで使っていた、ということですよね。年配客は、安くて鄙びたところが、好みなんだろうか？年配客は、おやつやカップラーメンのサービスなんか喜ぶのだろうか？そもそも年配客って、どのくらいの年齢層なんだろうなあんて、襲われた女性従業員には申し訳ないけれど、いろんなことを、興味津々、考察してしまいます。この記事読んで「よし、行ってみよう」と思う若いカップルも多いのじゃないか。この記事読んで「そうか、そんな年配もラブホテル行っているんだ、だったら、僕だって、私だって」と勇気付けられた年配層も多いかもしれない・・。災い転じて、といいますけれど、案外この、強盗事件、「万上旅館」・・（名前、覚えてしまった！）・・にとっては、かなりイケル宣伝になったのでは・・と思う私はおかしいでしょうかねぇ。

2009.10.13

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100歳の女性が、砲丸投げで世界記録！

シドニーで開催された世界マスターズ陸上競技会の陸上女子砲丸投げ100～104歳のクラスでオーストラリアのルース・フリスさん・１００歳が、4メートル7センチを投げ、このクラスの世界新記録を樹立したそうですね。フリスさんは同大会参加の女子選手で最年長なんだそうで。このルースさん、1995年には、85歳で大会新記録を、2006年には96歳でやはり、大会新記録を出してきているんですね。即ち、記録をいつも塗り替えてきた女性だったで、今回、100～104歳の枠で、また、大会記録。それにしても、100歳から104歳の枠の女性が、いったい何人参加、されたんでしょ。ルースさんお一人だったんじゃないかなぁ・・って思ったりするんですけどね。ま、そうだとしても、100歳になられて、あの重い砲丸を、４メートルも投げるだなんて・・これは、凄い砲丸投げの砲丸って、どれくらいの重さかご存知ですか？一般男性だと７．２キロ、一般女子の部で、４キロ。４キロの鉄の玉・・・私ゃ、１メートルだって飛ばせそうもないもん。やはり、凄い。ルースさん、砲丸投げを７０歳の時から始められたのだそうですね。今でもベンチプレスで35キロを持ち上げるんですって。どうしてそんな力が出せるんでしょ。日頃の鍛え方次第で、可能になるのだろうか？いずれにせよ、こういう逞しき先輩がいる、ということは、私達が生きていく励みには、なります。この世界マスターズ陸上競技界って、男性は４０歳以上、女性は３５歳ならば、誰でも参加できる競技会なんだそうですよ。競技には「Ｗａｌｋ」というのもありましたっけ。それが、いかなる競技なのかは分かりませんが、「walk」なら、手が届きそうな気がしないでもない。今から鍛え始めて、首尾よく長生きでもしたら、挑戦してみる・・というのも、手かもしれません。今後の楽しみが、ひとつ増える・・というような。

2009.10.12

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いくつだとバーサンなのか？

中川昭一氏が亡くなりました。実は、中川昭一さんが先の衆院選で落選された後、テレビに映っている姿を見て、私はふと、「この人、死んじゃうのじゃないか？」と不安になったものでした。後だしジャンケンみたいですけれど・・。もちろんそれは私にそういう霊感がある、ということではなく、彼がとてもはかなく見えたんだと思うんです。それだけ、落選は大きな痛手だったのでありましょう。一つ救われる思いだったのは、亡くなった後、彼がいかに毅然としたりっぱな政治家であったことを、大勢の方が口にしたことでしょうか。私も彼のこと、好きでしたから、そこだけ少しほっとしました。もうひとつ、ほっとしたのは、５６歳という享年を、人は皆、これまた口を揃えて「こんなに若いのに」「まだまだ、これからなのに」と言った事なんですね。そうか、５６歳というのは、まだまだこれからなんだ・・ってなんだか、似たような世代として、救われましたっけ。一方で、鳩山夫人。やたら目立つからでしょうが、ネットでは「ババァが、目立ちたがるな」などと、かなりクソミソに言われていたりする。鳩山幸さんは、６６歳なんですよね。ああ、６６歳だと、「ババァ」なのかぁ・・とちょっと愕然とするわけです。今、６６歳の女性で自分が「ババァ」だと思っている人、いないのじゃあないでしょうかねぇ。たとえ、孫が何人もいたとしても、「でも、私ゃ、ババァなんかじゃない！」と固く信じていると思いますよ、ほとんどの女性が。「私はオバサンじゃないわよ！」と思っていたと同じぐらい、「ババァなんかじゃないわよ！」と断固、信じている。現実にみなさん、若いし元気ですしね。自分が６６歳になった時だって、「絶対、ババァなんかじゃないわよ」と思うに決まっていますもの。鳩山夫人だって、お孫さんがいる身ですが、絶対、「ババァ」だなんて思っていないはず。実際、お若いですしねぇ。「ババァ」だなんて少しでもっていたら、あの５色のドレスは、絶対、着ていないはずですしぃ。でも、世間からみると「ババァ」なんですねぇ・・。そこが、辛い。それにしても女はいつから「ババァ」になるのでありましょうか。ヨイショというようになるとオバサンとか、ゴム付きスカートを穿くようになるとオバサンだとかいろいろ言われてきましたけれど、「ババァ」は、どこから始まるんでしょ。ちょっといろいろ、聞いてみたい気がしています

2009.10.10

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橋下知事が怒るのも分かるけれど・・。

大阪府の橋下知事が、また、ブチ切れたようですね。職員の批判メールが「トップへの物言いとして逸脱している」として、府は同日付で職員を厳重注意したそうです。橋下知事は、しょっちゅう職員全員にメール配信しているようなんですね。で、１日夜も、和歌山市の紀ノ川大堰からの利水撤退で府の負担が約３８０億円に上ったことへの府幹部の議会答弁に、謝罪の気持ちがこもっていなかったと問題視して、「民間の普通の会社なら、組織あげて真っ青ですよ！！」などと税金投入に敏感になるべきと指摘する文面のメールを配信した。　これに対して、保健所勤務の４０歳代女性職員が「このメール配信の意味がわかりません。愚痴はご自身のブログ等で行ってください。メールを読む時間×全職員の時間を無駄にしていることを自覚してください」などと返信。知事は「何があっても給料が保障される組織は恐ろしいです…」と反論したようなんですが、さらに、「こんな感覚を持つ人が知事であることの方が私は恐ろしい…」と反発メールが返ってきたらしい。これで橋下さん、激怒したわけですね。同職員に「上司に対する物言いを考えること」「その非常識さを改めること」と注意し「言い分があるのであれば、知事室に来るように」と返信したんですね。すると、さらにまたその職員から「知事室にお呼びとあらば、公務をどけてでもお邪魔いたします」と“応戦”する再返信があった。もう怒り狂った知事は、処分を検討するよう人事担当者に指示。不適切メールを送ったことが府職員として自覚に欠け、服務規律に違反するとして、職員と所属長が厳重注意処分を受けたのだそうで。私が知っている、ということは、この件を新聞もテレビも取り上げて、大騒ぎになっている・・ということで。橋下さんは「社長に向かって社員がそういう言葉を吐いたら、普通はクビでしょう」などと、記者なんかに言っているらしい。ネットのコメントなんかを見ても、「トップにそういう口を利く職員は、即刻クビだ！」なんて意見が多々寄せられている・・。確かに、目上の人に向かっての口の利き方ではなかったよなぁ・・とは思いますね。４０過ぎた社会人だったら、もっと別の言い方があったはず。まあ、知事に向かってそれだけ刃向える女って、いいじゃない・・と私は密かに喝采なんですが、でも、橋下さんが、カチンと来たのだろうなというのは分かります。そこは思うわけですが、しかし、「上司に向かって、生意気な口を利いた」ということで、その上司が日本中に向かって、「言いつけ」ちゃって、処分までする・・ということが、簡単に通っていいものでありましょうか。橋下さん、毎日、うるさいメールを配信していたんじゃないですかね。職員はもう、うんざりしていたのではないでしょうかねぇ。その女性職員も、いい加減我慢の限界に来て、反論したのかもしれない。そういう背景もあるのではないか。その辺は、推測の域ですが、少なくとも権力ある立場の人が、マスコミという強力な媒体を利用して、公にこういういきさつを一方的に発言するというのは、いかがなものか。これこそ、パワハラではありますまいか？？よく「社長の言うことは、社員は従わなくちゃいけない」という人がいます。同時に「大臣や国会議員は、国民が選んだトップなんだから、公務員は黙って従わなくちゃいけない」という意見もあります。そうなんでしょうか最近では、国会で官僚が発言することを禁止する・・ということを法制化しようという動きまである。それって、危険じゃないでしょうかねぇ。「政治主導」という言葉が、なんだか金科玉条のように、最近は使われています。言い方を変えると「独裁政治」ということにもなるはずですのに。政治家を私達は選ぶわけですが、それは「なんでも従いますよ」ということではない。国民・市民の代表として行政をお任せしますが、それは、ひとつの役割分担なのであって、政治家先生が偉いわけではない。間違っていると思ったら、それは、下のものであろうと公務員であろうと、言うべきなんですよ。言える環境を作っておかなくちゃいけないと思うのですよ。この件を境にして、府庁では知事にたてつく人はいなくなるでしょう。処分されちゃうんですものね。みんな、ものを言わなくなる。でも、それで、いいのでしょうか。なんかねぇ、世の中、妙な方向に動いているとしか、思えないんですけどね。

2009.10.09

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ファーストレディの５色のドレス

またまた、鳩山幸さんの話題です。要するに良くも悪くも目立つ方なんですね。ま、全然目立たないよりは、いいことです。鳩山由紀夫氏は、服装には無頓着な方だったそうですね。で、幸夫人と結婚されてから、夫人が全て、夫の着るものを決めるようになったのだそうです。大分以前、お二人が家で寛ぐ姿をテレビで映してまして、そのとき、鳩山氏が、すんごく変なシャツ着ていたので、あれまあ　　と思ったものでしたが、あれも、幸夫人のご趣味ということなのでしょう。元・宝塚ですものね。そりゃあ、多少は「ちょっと普通と違う」でありましょう。でも、センスは悪くない方だと思いますね。ま、ファーストレディがこういう場にこれを着るか？というのは、時々あるとしても、着こなしだけをみれば決して悪くは無い。スタイルもいいですし。ただ、オリンピックの最後のプレゼンテーションで、ファーストレディとして、ご夫妻でコペンハーゲンの会場に現れた、あの、五色のバルンスカートだけは、大失敗だった・・のではありますまいか。目下、メディアは、民主党に恋していますから、決して、「趣味悪くない？」なんぞというコメントは聞かれませんでしたが、でも「ステキですね～」という言葉も全く聞こえてきませんでしたものね。メディアも、ウッ・・と思ったのかもしれません。あの５色スカートのドレスは、セレブ御用達、ウェディング界の女王、桂由美さんが作られたものだそうです。急にコペンハーゲン行きが決まった総理夫人に、なんとかよろしくと頼まれて、一晩で作られた・・と聞きました。オリンピックの５色の色を全部使って・・と注文を受け、きっと困ったのだろうと推測しますが、でも、あれは、やっぱり、失敗作でありましたよね。だって、変だったもの。きっと、すっごくお高かったのでありましょうが・・。私、思ったんですけどね。同じ５色を使うなら、着物にされればよかったのではないか・・と。着物なら、あの派手な５色を上手に使いこなせる。黒と赤の着物に、黄色と緑の帯締めて、青の帯揚げなんかをつければ、スッゴク華やかでステキにアピールできたのではないか・・と。日本女性の着物は目立ちますしね。ま、それで東京に決まることは無かったでしょうが、世界中に、ファーストレディのあでやかな着物姿を焼き付けることは出来たかも、ですもん。残念でありました。あの、５色のバルンドレス・・次の日のファッションショーにも着て、それで余計、庶民の顰蹙を買ったんですよね。「夫婦ではしゃいじゃって・・」てな調子で。なんであのドレスを、また次の日着られたのでしょう？評判悪い、なんて思っても見なかったのでしょうか思うに、「今、ここで勢いで着ちゃわないと、もう２度と着ることはない、高いお金払って作ったんだから、多少は原価償却しなくちゃ・・」と計算したのではないでしょうかね。だって、他に着ていくところなんて、ありそうもないですしね。それにしても、あのドレス、いくらしたんでしょ。やっぱり、その辺、知りたいですよね。

2009.10.07

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ヴェルサーチが撤退だそうで・・。

ヴェルサーチが、日本国内の直営店を全て撤退させるそうですね。ヴェルサーチのみならず、シャネルは九州の店舗を閉店し、ルイ・ヴィトンは東京・銀座への大型店出店を白紙に戻し・・と、いわゆる高級ブランド点がゾクゾクと撤退しているらしい。ひとつは、当然ながら、世界的不景気のせいでありましょう。でも、日本での撤退を進めながら、中国での店舗は増やしている、ということですから、不景気のせいだけでもないらしい。思うに、ヴェルサーチが、正直、時代に合わなくなっている、というのも、あるのかもしれません。あの、バブリーなイケイケのデザインは、ある意味成金趣味といいましょうか、かっこつけたい目立ちたがりにはいいかもしれませんが、「ブランドの名前に振り回されるのではなく、着心地のいい素材のいいものを、上品に着たい」と思う、お洒落上級者には、もうひとつなじまないでありましょうし。夏、パリに行ったときに、デパートの高級ブランド店に、中国人の団体が殺到していて、まるでバーゲンセールのような殺気だった空気を見、あるいは、買出し部隊みたいに、家族中でグッチやディオールやの袋をたくさん下げている、イスラム系の方々を見、なんとも、ちょっとなぁ・・と思ったものです。ああ、こういうのを田舎もんというのだろうな、気をつけなくちゃいけないな、でも、かつての日本人はそうだったのかも・・と、思ったものでありましたっけ。日本人がそういう買い方をしなくなったのは、不況のせいもありますけれど、ようやく、大人の買い方ができるようになった・・ということなのかもしれません。確かに、これ見よがしにブランドのマークを前面にだして得意になっているのは、もう、鼻ったれの女子高校生ぐらいなものになってますしね。天下の高級ブランド店の経営者も、今後の戦略を考え直す時期なのかも、です。ま、高級ブランドのバッグ・・やっぱり好きですけどね。

2009.10.06

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リオデジャネイロ、おめでとう！

2016年のオリンピック開催地が決まりました。リオデジャネイロ決まってすぐ、リオに住む友人からメールが届きました。「リオは今オリンピック開催が決まり興奮の渦の中に居ます。朝から休日扱いで　皆で応援しょうと言うことでした。これで少しは　インフラも良くなり　治安も良くなると確信しています・・。」私がリオにいた頃も、Ｗ杯でブラジルチームの試合がある時には、町はほとんど半ドン状態、人はさっさとオフィスを引き上げ、店はさっさと店じまいし、試合が始まる時間には、もう、町はシーンとして、歩いている人もいない・・状態。みんながテレビを見守り、で、点が入れば町中に「ウォー！」と歓声が上がったものです。そして、勝てば、あちこちで花火が打ち上げられ、「負けた時には外を歩かない方がいい、危険だから」と言われていました。そんなリオですから、オリンピック開催地決定を、町をあげて期待していた・・というのは、優に想像できます。リオのみならず、ブラジル中の人が喜んだのではないでしょうか。おめでとう。その朝まで、欧米のテレビでは、オバマさんの演説が素晴らしいからと、もう、シカゴに決まりそうな空気で放送していました。石原都知事も「プレゼンテーションは日本が一番よかったのに」とどうにも納得がいかないようでした。でも、結局、そういう小手先の「見栄え」ではなく、どこで開催するのが本当に正しいのか、というきわめて当然、基本的な所で決まったわけです。そりゃあ、５つの輪が象徴するように、初の南米開催がいいに決まっていますもの。その辺、日本の関係者は、視野が狭くなっていたのかも、ですね。友人のメールにあるように、リオには、問題多々残っています。私がいた３年前も、在留邦人１０人集まれば、そのうち３人は強盗被害の経験あり、といった状態でしたしね。殺害される人の数、というのが、年に何万人もいて、あの頃の計算によると、1500人に一人という数字でしたっけ。それって、年賀状の、レターセットが当たる確率ぐらいと思って、いくらでも自分が巻き込まれる可能性あるよなぁ・・と思ったりもしましたっけ。この機会にブラジルあげて、そういった諸々の問題の解決をして、リオのあの明るい太陽と美しい風景の下、素晴らしいオリンピックを、開催してもらいたいと、ほんと思います。

2009.10.03

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再び霊の話題でありますが。

数日前です。我が家で日本からのお客様を交えての夕食会があったんです。９人いたその中の２人の方がなんと、「私は霊感が強いんです」という方たちだった・・。一人の方なんかそうとう強いそうで、例えば道を歩いていても、霊とぶつかりそうになり、「失礼！」なんてついつい言ってしまうと、周囲の人たちから怪訝に思われたりするそうです。「誰もいないのに、なにしているの」と。そういうことからお二人とも、日頃「変わり者」扱いされることが多いようで、その日は、久々話が合う人がいる！ということで、そっち関係の話題で盛り上がったのです。彼ら曰く「大抵の人には後ろに背後霊がいる」のだそうです。むしろいた方がよく、その力が強い方がいいらしい。で、そういう背後の方に「守られている」という意識を持つ方が、人生、いい方へ動くのだそうです。「あの～、誰にどんな霊がついているんですか？」って聞きましたら、それは言ってはいけない、と言われるのだそうです。誰に言われるのかって・・その霊に、なんだそうで。ほう～～・・というか、うーん、言葉がない。で、さすがにその時は聞けなかったんですが、翌日、明るい昼間の時間に、恐る恐るきいてみました。「で、この我が家に霊はいました？」って。前にも書きましたが、アルジェの今の我が家は、400年以上前に建てられたという、とても古いお屋敷なんです。最初は、海賊の統領の別荘だったとかいう。「昔、囚人を突き落とした」という井戸の跡もあり、住み始めた当初から、なんとなく、私もいろいろ気配を感じること、多々でいるのです。で、答えは・・・「ええ、ゾロゾロいますよ」なんだそうで。「随分昔の人もいるようですよ」ですって。オオ～～！！！でありますよね。聞いてしまって・・さて、どうしましょ、です。ああ、やっぱり・・なんですが、だからといって、なにができるわけでもなく、『静かに刺激しないように共存』をしようと、改めて思うのでした。だって・・それしか策はないもんね。

2009.10.02

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選択的夫婦別姓で本当にいいんですか？

千葉法相と福島男女共同参画担当相は、法務省内で会談し、選択的夫婦別姓を導入する民法改正案を、早ければ来年の通常国会に提案する意向を確認したそうですね。とにかく、なにがなんでも「選択的夫婦別姓」を導入しようという動きが、活発化しているらしい。私は、名前なんて記号だと思っている口です。海外で暮らしているとしみじみ身にしみるんですが、誰も日本人の長たらしい名前なんか覚えてくれないし、ましてや名字なんてまるで関心なくて、なんで私ゃ、マリだとかケイだとか、簡単で覚えやすい名前でなかったか・・と毎度、思うわけです。だから個人的には、別姓導入だろうが、どうでもいいんですが、しかし・・なんか、引っかかるんですね。国民がみんな姓を名乗り出したのが、たかだか明治以降だという主張がある。だから、そういう制度をまた変えることに、なんら問題はないのだという。でも、今の日本で、「どうしても夫婦別姓を法制化しなくちゃならない」事情なんて、深刻にあるんでしょうかねぇ。仕事の場では旧姓を使っています・・という女性はいくらでいるし。戸籍上の名字と違っている、ということで、そう大きな問題を抱えているとも思えない。夫婦どちらの姓を名乗ろうと、夫婦の選択であるわけですし。なにがなんでも法制化しなきゃならない、その目下のデメリットがどれほどあるものかかなり疑問です。一方で、たかだか明治以降とはいうものの、今の名字の形態が、日本の文化として定着していることは否めないと思うんですね。大半の国民は、今のままで十分満足している。それでほとんど、うまく機能している。そのすっかりなじんだ今の名字の選択方法を、一部の権力をつかんだ方々の価値観のまま、ひっくり返してしまっていいものかどうか・・。ダム建設なら「中止します」「再開します」と、政権が代わるたびに代わっても、ま、凄まじく大きな混乱はない。（混乱してますけど）母子加算が廃止になるのも継続になるのも、それも、「時の政権の意志のまま」というのも、まあ、それもしょうがないと受け入れられます。ただ、名字をどう選択するか・・という法律は、一時の気まぐれで決めてしまっては困るわけです。政権が代わるたびに変えられるものではない。なにを言いたいかと言うと、こういうことは、議論を尽くし、国民投票をやるぐらいの、国民の総意でもって決めてもらいたい・・と思うわけなのですネ。それに、どうも引っかかるんですね。景気は低迷し、失業者が増え、高齢化が進み、少子化の問題は膨らみ、問題山積みの今、しかも、まだ、新政権がスタートして数週間しか経ていなくて、国会もスタートしていない今、なぜに、「まっさきに選択的別姓導入」を言い出すのか？なんか、誰かが得するとか、あるのでしょうか？これまた私は心配するわけなんです。私なんぞが心配して、どうこうなることでもないんですけどね。なんか、無力だなぁ・・。

2009.10.01

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