熱い、リオデジャネイロ
リオデジャネイロの友人達から、ときどきメールをいただきます。10日ほど前に来たメールには、『45度!』というタイトルが付いていました。この真冬に、リオの気温は45度をも記録しているらしい。 別の友人からは、リオの治安情報が送られてきました。リオの強盗の数は相変わらずのようで、2009年に州内で発生した路上強盗事件は138.280件だったそうです。これでも、前年度より、2,1%減少しているんだそうで。138,280件というと、毎日毎日378件、休みなく強盗事件が起こっていることになる・・。最近もバスの中での強盗に、憤然として床に伏せなかった中年女性が、頭を撃たれて死亡したそうです。邦人観光客も相変わらず襲われているようですし。一番危険なのは、バスの中で、2番目は歩行中の引ったくり強盗3番目は、混雑タイムのメトロの中、4番目が、車で走行中の信号待ちに、突然現れるピストル強盗そして5番目が家の中とか。そうなんです、強盗じゃないけれど、家にいても、流れ弾が飛んできたりする。先日、アルジェのブラジル大使と隣り合わせになったので、「リオは相変わらず危険らしいじゃないですか」とおちょくってみたのですが、ああ、でも、オリンピックまでにはまだ、時間があるから、大丈夫・・と笑ってましたっけ。強盗があろうと殺人事件があろうと、なんだか、やたら明るいブラジル気質。そのリオデジャネイロでカーニバルが始まったようです。熱いリオが、熱いカーニバルで盛り上がります。犯罪も、さらにこの間、増えるんですけど、そういうことをいっこうに気にしていないようなところが、ブラジルのいいとこでもあり、困ったところでもあるのでしょうがネ。