アルジェリアの留学生
昨晩、近々日本へ出発する、留学生とのお食事会がありました。文部省の奨学金での留学だそうで、今年は23歳の若さ一杯の男の子が3人。一人は東大、一人は大阪大、もう一人は10月出発予定で、行先は未定とのことでした。後発の一人は、さすがに、日本語チンプンカンプンでしたが、すぐにも出発の二人は、たどたどしいながらも日本語をしゃべってくれて、ちょっとびっくりしましたね。アルジェリアには日本語を教えてくれる学校も機関もないので、インターネットで勉強したのだそうです。今の若者は凄いですね。インターネットで、なんでも学んじゃう。「ダウンタウンがどうこう・・」というので、下町がどうした? なに? なんのこと?と思いましたら、「浜ちゃんが・・」ですって。おうおう、吉本のダウンタウンかぁ!・・と。そういうことも、みんなインターネット経由だそうで、日本語を学ぶには、漫画が一番、いいのだそうです。その日は、過去の留学生経験者も集まってまして、日本語と英語と仏語とアラビア語が行き交う、なんとも、不思議な会でありました。在日アルジェリア人って、おそらく50人ぐらい、家族とか、全部入れても100人いくかだろう・・なんだそうです。最初、みなさん、お寿司は苦手だったけれど、今は、大丈夫だ、とのこと。アルジェリアの人たちって、味覚はかなりコンサバティブで、「クスクスが一番」と頑固に信じているところがある。お寿司の味に慣れるのにも、時間がかかったのでありましょう。でも「納豆だけはどうしても、いまでも苦手」とか。ま、分かるような気はしましたが。こうやって、日本をよく知るアルジェリア人が、少しでも増えるといいのですけどね。年に3人じゃあ・・先は長いです。★写真は、ここ数日で一斉に花を咲かせだした、我が家の庭の藤です。日本の藤とは、ちょっと、違うらしいのですけどね。